2023/11/15よりくふうLIVE!はヨムーノに名称変更しました。

【3・11】被災体験者の「今すぐできる防災対策」ローリングストック方法

  • 2022年10月28日更新

こんにちは!暮らし整えアドバイザーで、100均マニア、食費節約家のヨムーノライターの海老原葉月です。

最近、各地で地震が頻発していますね。私自身、東日本大震災から今年で10年。あのときの記憶がよみがえるとともに、改めて日頃の備えの重要さを感じさせられます。

ところで、みなさんは地震や台風などの災害が万が一起きたときのために、日頃から備えていますか?「防災グッズ=お金がかかる」という印象が強く、なかなか揃えられないという方も多いのではないでしょうか?

今回は東日本大震災、そして2019年の千葉県を襲った台風被害…どちらも経験した私が実践している防災ストック購入の捻出方法や、ストック品をご紹介します!

東日本大震災から10年経って思うこと

東日本大震災から今年で早10年が経ちますが、未だに余震が続いていますよね。最近は余震と言え大きな地震も起こっています。震源地が東北の地震が起きる度に、あのときの記憶が鮮明によみがえります。

私は当時も千葉県在住で、当時はすぐ側に海のある職場で働いていました。千葉県では震度5強の揺れが起こりました。信号機はつかない、津波の警報はひっきりなしに続く、そこら中で地盤沈下と、あんなにも恐怖を感じたのは初めてでした。

3.11での経験を機に、いままでずっと後回しにしていた防災にしっかりと目を向け、万が一のために備えるようになりました。

防災ストック=値段が高い/賞味期限を切らしがち

防災ストックというと、賞味期限の長い水やレトルトを連想しますよね。でもそういった【防災専用用品】って、結構、値段が高い。これを家族の人数分×最低3日分を用意するとなると、かなりの家計の負担になりますよね・・・。

また、うっかり賞味期限を切らしてしまった!なんてこともよくあります。何万円もかけてせっかく揃えても、例え防災ストックとは言え消費しなかったらもったいない!

そこでわが家では【ローリングストック】という方法で備えています。

「ローリングストック」で手軽に備える

ローリングストックとは、日頃使っている食材を少し多めにストックして非常時に備える方法です。使わずに取っておくのではなく、普段のごはんとして使ったらその分また補充していきます。これなら、わざわざ防災専用用品じゃなくてもOK!

以前防災士の方が「非常時にこそ出来る限り日常と変わらないように過ごせるように日頃から備えるのが大切」とおっしゃっていました。ローリングストックなら、普段食べ慣れたものを備えられるので、環境の変化が苦手な小さいお子さんがいるご家庭は、特にこの方法がオススメです。

「防災グッズ購入」の予算取り方法

わが家は一ヶ月の食費を23,000円(4人家族)でやりくりしています。少ない予算ですが、このうちの約1,000円分を防災ストックの購入費としてやりくりしています。

1,000円という少ない予算ですが、100円ほどで購入出来るものばかりなので、家族4人分しっかりストックできています。

わが家がよく購入している防災ストックはこちらです。

防災ストック1:早ゆでパスタ

アレンジ幅が広く、あっという間に茹であがるパスタは、防災ストックの鉄板ですよね。わが家ではペンネをストックしています。2人前(約300g)100円で購入出来るので、節約ごはんとしても大活躍しています。フォークで刺して食べられるので、スパゲッティに比べて食べやすいです。

防災ストック2:缶詰のおかず

既に調理された缶詰もストックしています。よく購入するのは鯖の味噌煮缶。意外とたっぷり詰まっているので、家族でシェアしても大満足。

最近はリモート中の夫と私の平日ごはんにもヘビロテしています。

防災ストック3:おやつ

普段子どもがよく食べるおやつも、ローリングストックにぴったりです。チョコレートやおせんべいはお腹にたまりやすいので特にオススメ。非常時には個包装タイプが重宝するので、なるべくファミリーパックを購入しています。

今日からはじめる「防災ストック」

私自身、災害を経験するまではどこか他人事のように感じていました。ですが、少なからず日本は地震大国。そして、温暖化による異常気象がますます増えるのも目に見えますよね。ぜひ「明日は我が身」という意識を頭の片隅に持って、ぜひ今からできることを備えていきましょう。

100均で買える防災グッズはこちらをチェック

みんなに聞いた「防災リュックの中身」

この記事を書いた人
暮らし整えアドバイザー
海老原葉月

整理収納アドバイザー1級/親・子の片付けインストラクター1級。『仕組みを整える節約術』をキーワードに、 元汚部屋の住人&浪費家ならではの、簡単な工夫で続けられる情報をお届けします。夫、小2、年長男子の4人家族。

カインズ 収納 節約 整理収納アドバイザー

こちらもどうぞ

特集記事

連載記事

こちらもどうぞ