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【衝撃!実録漫画】「いじめを許さない学校」のはずなのに。いじめを訴えた娘への担任の言葉に驚愕!【いじめの記録③】

  • 2022年06月10日更新

こんにちは、ヨムーノ編集部の漫画担当です。

「わが子がもし、いじめに遭っていたら……」そのときは親としてどのような対応が取れるでしょうか。

漫画家moroさんがブログで発表した「いじめの記録」という作品は、まさにそれに答えてくれるような内容。moroさんの長女が中学1年でいじめに遭い、それを親子で手探りで解決していった実録です。

今回は「【いじめの記録③】いじめを許さない学校?本当に?」編をお届けします。前回、いじめの兆しを感じて家庭訪問時に先生に気をつけてほしい旨を訴えたmoroさん。その数日後に起きたことととは……!?

登場人物紹介

こもろ
作者moroの娘。中学1年生になったばかり。

A
こもろと同じクラスで、部活動も一緒。小学2年生の時に娘をいじめていた経緯があり、作者は当初より不安に感じていた。

※このお話は新型コロナ感染症流行前の出来事です。

【いじめの記録③】いじめを許さない学校?本当に?

家庭訪問から数日後のことです。

前席の子から、順番に手渡されるプリント。
娘のところにも回ってきました。

娘の前の席の子(以降c子とします)は、

プリントを手渡しせず、投げました。

この様子を見て、笑っていたA。
そしてc子。

ーーーーーーーーー

娘が通う中学校は、このようなスローガンを掲げていました。

正直、私はこれを信じていませんでした。
どうせ口だけでしょう、と。

それでも、

こう伝えていました。

娘は担任の先生に相談しました。
ですが、やはり先生は、「まだ入学したてだし、気のせいではないか?」との回答。

そして、

と、聞かれたそうです。

冷たい態度は実害になる?
プリントを投げるのは?

頭の中で考えますが、「実害」という言葉に該当するかわからず、娘は答えられませんでした。

先生は続けます。

「あなた、今後クラスにいられなくなっちゃうよ」
そうして、この件はうやむやになりました。

ーーーーーーーーー

この頃、先日の記事にも描いたように、クラスの女子たちは娘に対してよそよそしい態度をとっていましたが、

~~~~~~~~~~~~~~~~

ええええ~~~~!!!実害とは!?(白目)
プリントを手渡しではなく投げつけられ、それを拾う姿を笑われるのは、十分“実害”なのでは?(怒!)

百歩譲って、moroさんの娘さんの“勘違い”だと言うならば、生徒たちに対して「人の行動をこそこそ笑うような態度は人を傷つけるから気をつけよう」という話をしてもいいのではないですかね!せめて、「先生も注意して見てみるね」と、話を受け止めるのが筋なのでは?

と、読んでいてついエキサイトした漫画担当。先生の態度にとても憤りを感じてしまいました。

明日は「【いじめの記録④】エスカレートする、嫌がらせ。」編をお届けします!

続き(第4回)はこちら!

前のお話(第2回)も合わせてチェック!

この話を最初から読む(第1回)

※こちらの漫画は、ブログで公開されたものをヨムーノ編集部が再構成、編集したものです

moroさんからメッセージ

moroさんから次のようなコメントをもらっています。

大人たちや友人たちの働きかけ、娘の頑張りもあり、結果として、いじめはなくなりました。
ですが、娘の心の中にはいじめにあった出来事が、ずっと心に残ったままです。
記事にすることで昇華できるといいな、と思います。
描くことは、娘の希望でもあります。

また、これは、いじめ報復を目的とした記事ではありません。
関係者への誹謗中傷はお控えいただきますようお願いいたします

「いじめは絶対いけない!」は大前提。
でも、「この子がやったんだって」と個人を特定したり、「この先生、むかつく!」と悪口を言ったりと、誰かを悪者にしてむやみに攻撃しても、いじめは解決しないことは周知のとおり。

これは、大人はどう行動したらいいか、具体的にどうしたらわが子を救えるか、ヒントが詰まった実録漫画です。

作者紹介

当初はハンドメイドを掲載していたブログにて、息子さんの自閉スペクトラム症の診断を機に自閉症についての絵日記を描いたところ話題に。息子さんを中心に日常を描いた作品をたくさん発表しています。

ネットによる突然の誹謗中傷被害の記録を綴った最新作にも注目です!

この記事を書いた人
くらしをもっと楽しく!かしこく!
ヨムーノ 編集部

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