【衝撃!実録漫画】解決したと思ったのに…再び地獄の日々に追い打ちをかける先生の発言(怒)【いじめの記録⑯】
- 2022年06月24日更新
こんにちは、ヨムーノ編集部の漫画担当です。
「わが子がもし、いじめに遭っていたら……」そのときは親としてどのような対応が取れるでしょうか。
漫画家moroさんがブログで発表した「いじめの記録」という作品は、まさにそれに答えてくれるような内容。moroさんの長女が中学1年でいじめに遭い、それを親子で手探りで解決していった実録です。
前回は、クラスの女子全員からの無視がなくなり、平穏な日々に。だけどそれが、いじめグループには面白くなく……今回は「【いじめの記録⑯】再発、そしてエスカレート。」編をお届けします。
登場人物紹介
こもろ
作者moroの娘。中学1年生になったばかり。
A
こもろと同じクラスで、部活動も一緒。小学2年生の時に娘をいじめていた経緯があり、作者は当初より不安に感じていた。
※このお話は新型コロナ感染症流行前の出来事です。
【いじめの記録⑯】再発、そしてエスカレート。
クラスの女子全員からの無視がなくなりました。
娘が、女子たちと笑顔で話すようになりました。
そして、それを面白くないと思っている子たちがいました。
b子の攻撃が、エスカレートしました。
娘の身長をいじるようになりました。
それから、押したり、叩いたり、蹴ってきたり。
日に日に増えていきました。
その都度、
と、言いますが
と、とぼけられます。
まるで娘の勘違いで、言いがかりをつけているような、そのような振る舞いをしてきました。
そんな日が続き…
この頃は特にひどかった。
心ここにあらず、という状態…
もう大丈夫、と思っていたところに、まだいじめの再発。
娘の心に相当なストレスがかかっていたと思います。
そして、この忘れ物がまた厄介な事態を招きました。
娘のクラスの担任は連帯責任制度を設けていて、
娘が宿題を忘れるたびに、班の子たちの昼休みを奪います。
申し訳ない気持ちでいっぱいの娘。
自分はなんてダメな人間なんだろう、と悩む日々が続きました。
そんな中での、ある日
この日も忘れてしまい、娘は申告へ。
先生は、なんとか娘の忘れ物をなくしたくて、言ったのかもしれません。
ですが、これは、かける必要のある言葉だったのでしょうか。
当時の娘は12歳。まだまだ未熟な子どもです。
娘は、
こう、思ってしまいました。
このままうまくやっていくしかない、
娘は
「いじめられても我慢する」
この選択をとってしまいます。
この後しばらく、先生にも、私にも、いじめの相談をしなくなりました。
~~~~~~~~~~~~~~~~
気丈に振る舞っているmoroさんの娘さん。でも、これは大人でもかなりのストレスな状況です。
それにしてもなんてこと……ひどい!!!
いじめグループの陰湿さも頭に来ますが、先生の発言!それは「いじめ」を擁護・黙認するものでは(怒)!?
明日は「【いじめの記録⑰】再び孤立させようとする動き。」編をお届けします。どうなってしまうのか、本当に心配……。
次の話を読む(第17回)
前の話を読む(第15回)
この話を最初から読む(第1回)
※こちらの漫画は、ブログで公開されたものをヨムーノ編集部が再構成、編集したものです
moroさんからメッセージ
moroさんから次のようなコメントをもらっています。
大人たちや友人たちの働きかけ、娘の頑張りもあり、結果として、いじめはなくなりました。
ですが、娘の心の中にはいじめにあった出来事が、ずっと心に残ったままです。
記事にすることで昇華できるといいな、と思います。
描くことは、娘の希望でもあります。
また、これは、いじめ報復を目的とした記事ではありません。
関係者への誹謗中傷はお控えいただきますようお願いいたします
「いじめは絶対いけない!」は大前提。
でも、「この子がやったんだって」と個人を特定したり、「この先生、むかつく!」と悪口を言ったりと、誰かを悪者にしてむやみに攻撃しても、いじめは解決しないことは周知のとおり。
これは、大人はどう行動したらいいか、具体的にどうしたらわが子を救えるか、ヒントが詰まった実録漫画です。
作者紹介
当初はハンドメイドを掲載していたブログにて、息子さんの自閉スペクトラム症の診断を機に自閉症についての絵日記を描いたところ話題に。息子さんを中心に日常を描いた作品をたくさん発表しています。
ネットによる突然の誹謗中傷被害の記録を綴った最新作にも注目です!
【書籍情報】
誹謗中傷犯に勝訴しました~障害児の息子を守るため~
著者:moro
発売元:竹書房
価格:kindle版(電子書籍)1,188円(税込)
※kindle版の値段は2022年6月5日時点のものです。
「誹謗中傷犯に勝訴しました~障害児の息子を守るため~」販売ページを見る(Kindle版)
moroさんのブログでは、子どもや夫との毎日で起きた抱腹絶倒なアクシデントやホロリとした子どもの行動、憤った出来事などを綴った、思わず共感する漫画がいっぱい!ぜひチェックしてみてくださいね。
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