2021の十五夜はいつ?お月見の意味やお供え物・食べ物を紹介

  • 2021年09月16日更新

気候が涼しくなり秋に近づくと月がきれい見え、お月見を思い浮かべます。

なかでも「十五夜」の日は、月が美しくきれいに見えると言われていることから、お月見をする風習が根付いています。しかし、十五夜とはいつのことなのでしょう。

そこで今回は、十五夜の意味や日程、お供えするものについて紹介していきます。

十五夜の意味は?2021年の十五夜はいつ?

ここでは十五夜の意味や日程など基礎知識について解説していきます。十五夜を深く知ることで、お月見がもっと楽しい時間となるでしょう。

十五夜は収穫に感謝する行事

十五夜とは、1年でもっとも月が美しく見える旧暦の8月にお月見をしながら、収穫に感謝する行事のことです。

十五夜といえば「満月」を思い浮かべますが、満月は1年間で12~13回めぐってきます。

そのなかでも空気が澄み、月が明るく見えるのが、旧暦の8月だったことから別名「中秋の名月」とも呼ばれています。

2021年の十五夜は9月21日

十五夜は新暦の9月15日と思っている方も多いですが、旧暦の8月15日で考えるのが一般的です。

旧暦は月の満ち欠け、新暦は太陽の動きを基準にしているため、それぞれの暦では1年の始まりの日でさえも異なります。

このことから、旧暦の8月15日は新暦の9月中旬から10月上旬の間にやってくるので、毎年十五夜の日にちは異なるのです。

過去やこれからの十五夜の日にちは次の通りです。

  • 2020年10月1日
  • 2021年9月21日
  • 2022年9月10日
  • 2023年9月29日

このように、旧暦の8月15日を新暦に当てはめると日にちがずれてしまいます。

そのため十五夜のイベントを行う際に年毎に1か月前後のズレが生じると大変ということで、9月15日に固定している場合も多いようです。

なぜお月見をする?十五夜の歴史や風習

日本では十五夜が伝わる前から月を眺め、愛でる習慣がありましたが、お月見をする行事として十五夜が広まったのは平安時代です。

当時の中国「唐」の頃から行われていた「中秋節」が日本へと伝わり、貴族たちの間で観月の宴を行うようになったのがはじまり。

その後、庶民にも十五夜の風習が広まり、秋の収穫物をお供えし感謝やお祈りをする行事となっていったのです。

十五夜の月は、何時にどの方角に見える?

お月見をするのなら、きれいに見える場所でしたいものです。そのためには、月が何時にどの方角に見えるのかを把握しておくことが大切。

月の満ち欠けは毎年異なりますが、移動する方角は東から上り西に沈む、太陽の動きと同じです。つまり、月の昇る時刻さえ押さえておけば、満月を見られるということ。

十五夜は月がちょうど真上の方角(真南)にあるときが、もっとも綺麗に見られると言われています。

しかし、住んでいる場所によっては建物で見えないといったこともあるでしょう。

そこで、下記の各地の月の出・月の入り時間見ながら、何時にどの方角に見えるのか確認してみてください。

  • 札幌 18:02(月出) 5:05(月入)  
  • 仙台 18:02     5:11  
  • 新潟 18:10     5:18  
  • 東京 18:07     5:17  
  • 大阪 18:23     5:35  
  • 広島 18:36     5:48  
  • 高知 18:31     5:44  
  • 福岡 18:44     5:57  
  • 那覇 18:53     6:13  

月の出の時刻には東の空に月を見ることができます。

月の出の時刻から遅くなるにつれて南→西の空に移動ため、時刻に合わせて見上げる空の方角を変えていくと月を見ることができます。

十五夜のお月見の楽しみ方!食べ物や限定メニュー

十五夜の定番のお供えといえば「月見団子」と「ススキ」を思い浮かべますよね。ここでは、月見団子とススキをお供えする意味を解説していきます。

また、食欲の秋というように、十五夜の時期になるとお月見限定メニューを展開するファストフード店も多くあります。

忙しい日々を過ごす方でも簡単にお月見を楽しめるグルメを紹介していくので、風情溢れる秋の行事を家族で楽しんでみてはいかがでしょう。

十五夜の風習「月見団子」と「ススキ」のお供えの意味

十五夜にはお供え物をする風習があります。その代表的なお供えが「月見団子」や「ススキ」です。ここでは、なぜお供えされるようになったのかについて解説していきます。

  • 月見団子  

お米を主食としている日本の行事にはお餅や団子が欠かせないお供え物のひとつです。

十五夜では月に見立てて丸く作るのが特徴。十五夜にちなみ団子を15個ピラミッドのように重ねてお供えします。

お団子は、お月見が終わった後に感謝の気持ちを持ちながら食べるのが一般的。そうすることで、幸せや健康になれると考えられていたそうです。

【さつまいもでアレンジした月見団子の作り方】

  • ススキ  

十五夜にはススキを飾ります。神様の「依り代」としてお供えされるススキですが、本来は稲穂が主流。しかし、十五夜の時期に稲穂がなかなか手に入らないことから、姿かたちが似ているススキが使われるようになりました。

ススキは魔除けの力があると信じられています。無病息災や豊作を願うという意味も込めてお供えされているのです。

十五夜の時期しか楽しめない限定メニュー

仕事・家事・育児と忙しい毎日を過ごしていると、手の込んだ行事レシピを作るのは大変ですよね。

そんなときではファストフードのお月見限定メニューで十五夜を簡単に楽しんでみてはいかがでしょう。

【月見団子をお供えする意味やレシピを詳しく解説】

絶大なる人気の「月見バーガー」

毎年、秋になるとマクドナルドから期間限定メニューとして登場する「月見バーガー」。月に見立てたぷるぷるたまごとベーコンをサンドし、クリーミーなトマト風味のソースで味付けした秋にしか味わえない一品です。

バーガーのほかにもパイやマックフルーリーにもお月見メニューが展開されています。マクドナルドの月を愛でる秋の風習を大切にした限定メニューで、お月見を楽しまれてみてはいかがでしょう。

うどんチェーン店も要チェック

毎年、秋になると卵黄を月に見立てた「お月見うどん」を限定メニューとして販売し始めます。2020年には丸亀製麺が9月2日の満月の日から約1か月間、全国の店舗でお月見うどんの販売を行いました。

店内飲食はもちろん、テイクアウトも可能なので今後の情報に注目です!

【吉野家にも期間限定お月見メニューが登場】

十五夜を過ぎてしまっても大丈夫!お月見するなら「十三夜」「十日夜」

お月見といえば十五夜をイメージしますが、もし見逃してしまってもお月見ができる風習があるのはご存知ですか?

ここでは、十五夜が過ぎてしまったけど月を愛でられる行事「十三夜」や「十日夜」について解説していきます。

十三夜(じゅうさんや)

十三夜とは、十五夜の次にくるお月見です。旧暦の9月13日に行われ、十五夜の次に美しい月が見られると昔から大切にされてきました。

十五夜または十三夜の一方しかお月見をしていないと「片月見」や「片見月」といい、縁起が悪いとされています。

2021年の十三夜は10月18日です。十五夜と同じように空を見上げてお月見をしてみてはいかがでしょう。

十日夜(とおかんや)

十日夜は旧暦の10月10日に行われる収穫祭のことです。主に東日本を中心に行われています。

稲刈りが終わりを迎える時期のため、稲の収穫を祝い、稲の茎をたばねた「わらづと」や「わら鉄砲」で地面をたたいて神に感謝の気持ちを表し、励ましたそうです。

十日夜は収穫をお祝いする意味合いが強く、満月かどうかはあまり重要視されていません。実際にも満月でない日に行事が行われていることも多くあります。

お月見は1年でもっとも美しく見える十五夜に

十五夜は季節を感じられる風情溢れる行事です。普段、あまり空を見上げることが少ない人でも、1年でもっとも美しく輝いている月は心を奪われます。

日々、収穫できることに感謝をしながらお月見をして、秋の長夜を楽しんでみてはいかがでしょう。

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