住宅の価格は何で決まる?構造・設計編

注文住宅にかかる費用は、土地の広さや建物の大きさによって異なります。ただし、同じ広さの土地に同じ大きさの住宅を建てても、建物の構造や形状によって必要な費用が大きく変わります。では、どのような場合に住宅の価格が高くなるのか、事前に確認しておきましょう。

マスコットキャラクターアフタ・ビフォ・ピラミドス

「RC造」が最も高価!

住宅全体の価格を決める最も大きな要因の1つに、建物の「構造」があります。住宅の構造は、大きく分けて「木造」「鉄骨造(S造)」「鉄筋コンクリート造(RC造)」の3つに分類されます。
それぞれ長所や特徴は異なるため、一概にどの構造が優れていると決めることはできませんが、中でもRC造の建物は材料費が高く施工に手間がかかるため、最も高価な構造であると言えます。場合によっては、木造に比べて2倍以上の費用がかかることもあります。

あらかじめ決められた予算で家づくりを考える場合、構造を木造にするか、それともRC造にするかで、建物本体以外の部分に使える予算は大きく変わります。どうしてもRC造にこだわりたいのであれば、その分、内装や設備などでどこかに制限が生じることを覚悟しておくべきでしょう。

「設計」の内容でもコストは変化

住宅の形状や内部の間取り、窓の数など、設計の内容によっても費用は大きく異なります。
例えば、屋根や外壁などに曲線や凹凸が多い建物は、複雑なつくりとなるため施工費が余分にかかり、費用は当然高くなります。逆に言えば、形状がシンプルになればなるほど下がるということを覚えておくとよいでしょう。

住宅の内部にも同じことが言えます。間仕切りなどで部屋を細かく分けたり、建具を多く使用すると、その分だけ費用は高くなります。リビング、ダイニング、キッチンをオープンな1つの空間に収めるなど、シンプルなつくりにすれば、建築費をある程度抑えることができます。迷ったときこそシンプルに考えてみましょう。

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上記の記事は、2011年12月16日現在のものです。掲載情報の著作権は株式会社オウチーノ(以下:弊社)に帰属します。情報内容は保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。予めご了承ください。

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