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木造２階建ての中古物件を購入されリフォームをされました。当初の木造２階建てが鉄骨２階建てであることが判明し、急きょ、階段の設置位置、直階段から回り階段に変更、それに伴う間取り変更等が余儀なくされました。しかし、この予測しがたい状況でしたが、長年の経験から即座にそれぞれの変更に関する間取り変更等の提案を行い、ご安心頂けました。少しびっくりしましたが工期内に納めることが出来、ご満足頂けました。

もともと親御様の土地に新築される計画でしたが、現地調査をしていくと現実的にその土地に新築することは不可能ということが判明しました。そこで母屋が建っている土地にお家があるので、建替えできないかということになりました。しかし、そこも建替えは無理な状況でお話は暗礁にのりあげてしまいましたが、現地を調べていく中で、その離れのお家は構造もしっかりしておりましたので、全面改装はどうか？というお話になりました。

大幅な間取り変更、インナー駐車場を設けることによる間取り変更に苦労しました。

家族のペースに合わせて丁寧にプランを進める

長年の風雨と蟻外で痛んでいた基礎や柱を頑丈に補強。要所に柱を増やし、断熱材も充分に施した上プランを練り素材を吟味

家族が狭い4.5畳に集まる生活から一転。広く明るいLDKに集い、吹き抜けを通して上下階で会話できる住まいに大変身

キッチンは、親子の会話が弾むスタイルに。子ども室の出入りには、必ずLDKを通る動韓を確保するなど、ふれあい重視のプランはお客様も大満足。階下に暮らすお母様の安眠を妨げないよう配慮した高遮音の床構造、思い出漂いしつらえを活かした寝室は、落ちつきを醸し出し、間接照明によって上質感を演出しました。

和室が並んでいた南側に大空間LDKを配置し、キッチンをオープンに二隅にはお子様のスタディコーナーを設けた

耐震診断を行い、現在の耐震基準を満たす為、9箇所の壁に耐震壁を設置し、重い瓦葺き屋根をスレート葺きにすることで耐震基準をクリアしました。キッチンは隣の和室の壁を無くしＬＤＫの続き間とし使いやすく、お風呂はタイル貼りの浴室から温かいユニットバスへ、2Ｆにトイレも増設し・外壁塗装・ベランダの防水など、ほぼお客様の希望を叶えることができました。

水廻りの設備を移動させることでLDKに開放感が生まれ、また浴室のサイズアップも実現できました。 限られたスペースの中で、茶の湯の動線に配慮し、また、客人をもてなす心を表現することを考慮しながらも、ご夫婦の終の棲家として、普段の生活も快適に過ごせるよう心掛けました。