ホームインスペクションキャンペーン【O-uccino（オウチーノ）】

近年、中古住宅を買うことが一般的になってきていますが、まだまだ不安に感じている人が多いのも事実。購入を検討している方からも、「もし欠陥住宅だったら…」「実は老朽化が進んでいるんじゃないか」「耐震性は大丈夫？」といった声が挙がっています。国土交通省の調査『中古住宅流通、リフォーム市場の現状』によると、住宅購入検討者の65.5％が、中古住宅購入時には住宅診断や保証といったサービスを求めており、それだけ「中古」を買うということに不安を感じている人が多いということです。

実際、「築10年の木造中古住宅を購入しようとしたら、壁に雨漏りのシミ跡のようなものが。調べると実は2階にあるトイレの配管からの水漏れだった」というようなケースもあるようです。

このような中古住宅購入時のリスクを避け、安心して買うために必要なのが、「調べる」ということです。そのために行うのが、ホームインスペクション（住宅診断）です。

ホームインスペクションとは、建物の劣化や改修すべき箇所とその時期などを客観的に評価する、住まいの健康診断のようなもの。決められた検査項目に基づき、専門家が建物や設備の状態をチェックします。検査は、住宅の壁・床・天井等の内装チェックはもちろん、サッシやドアの動作確認、給湯設備の劣化具合や外壁の状態、工事不良の有無の確認などを目視で行います。

購入を検討している物件がある場合、ホームインスペクションを依頼し、物件の現況を正しく知ることで、問題となる箇所が無いか、購入前に判断することができます。欠陥の有無や劣化状態を素人が見極めることは難しく、専門家による客観的な診断が有効です。国土交通省も、中古住宅の売買において、その利用を推奨しています。

また、リフォームで改修すべき箇所や時期、構造的にどんなリフォームが可能なのかなどのアドバイスをもらうこともできるので、購入後にリフォームを行う場合には、効率よく効果的なリフォームを行うことができます。既にリフォームを行った場合もホームインスペクションは有効で、リフォーム工事に不備がないかを確認することができます。