出産、育児で住まい探しの何が変わる?
賢い家族のための、失敗しない購入術
「子どものために家を持ちたい」というのは常に住宅購入の大きな動機の一つになっています。そこで今回は「出産」や「子育て」のステージを迎えた方の住宅購入方法について考えてみます。
オウチーノ編集部
子育て世代が最も意識したいのが「住環境」
住宅を選ぶときのポイントは大きく分けてニつあります。物件そのもののスペック(間取りや価格、設備など)と、物件の周辺環境(=住環境)です。子育て世代へのアンケート調査などを行うと、他の世代に比べ住環境への意識の高さがうかがわれます。ではこの住環境とは具体的にどのようなものを指すのでしょうか。
1. 子どもの成長のために優れた住環境
・緑や自然が豊かで、遊び場が多い
・歴史や文化、スポーツなどに触れる機会が多い
2. 親にとって子育てがしやすい住環境
・子育てのための行政サポートがしっかりしている
・保育施設や医療施設などが近くにある
初めて子育てをする人の場合、上のどちらか一方によった「住環境」しか見えていないケースが多い、と指摘する専門家もいます。両親自体が育った環境ならともかく、大人になってから住み慣れた街が、育児や子育ての視点で優れているかどうか、きちんと検証してみる必要があります。もちろん、はじめて住む街であればなおさら、地元の情報を収集することは大切です。情報は地方自治体のホームページやインターネットなどを使えばある程度は把握できますが、やはり現地に赴き、自分の足で見て回ることが大切です。
将来の変化にも対応できる資産価値の高い物件選びを
「出産」や「子育て」を機に住宅を購入する場合、多くの夫婦は10年先、20年先のことを考えて家を選ぶはずです。子ども部屋はいくつ必要なのか、通わせたい学校はあるのか、将来の二世帯まで考えるのかetc…。どんなに必死になって頭を巡らせても、そこは未来のことですから、状況は都度変わっていきます。そんなとき、住宅が人生設計の足かせになってしまうことはぜひとも避けていただきたいところ。そのためには所有している住宅の「資産価値」が大切になります。自分が住むことだけではなく、将来「売れる」「貸せる」家であるかどうかです。一般的には以下の条件に当てはまる物件は「資産価値」が高いとされます。
<資産価値が高い物件の条件>
・最寄り駅から近い(5分以内だとベター)
・人気エリアにある(都心の職住近接地域が有望)
・管理がしっかりしている(マンションの場合)
上はあくまで一つの目安で、たとえばこのエリアではシングル向けは人気があるけれどファミリータイプはあまり需要がないなど、エリアごとに事情は異なります。不動産会社に相談するときは必ずこの点は確認していただきたいですし、不動産会社を選ぶ基準としても、このような事情に詳しい会社かどうかは、大事な指標になります。「一度売ってしまえばそれでおしまい」と考えるような不動産会社とのお付き合いはお勧めできません。また、これから長く住む街のことですから、そのエリアの情報収集元としても不動産会社とは有意義なお付き合いをしたいものです。出産や子育てを理由に住宅購入をする人はたくさんいますから、その地域ならではの事例(病院や保育園などの施設、自治体のサービスなど)も聞けるかもしれません。物件情報を提供する役割以外にもどんどん不動産会社を活用することが、出産や子育てを控えた方には特におすすめしたい、成功へのノウハウ術です。
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