「結婚」と「住宅購入」
人生2大イベントを上手くやりぬく方法
住宅購入のきっかけとして、多く挙げられる回答が「結婚」。今回は、結婚のタイミングで住宅購入を考える際に押さえておきたいポイントのご紹介です。
オウチーノ編集部
二人の資金を合わせて購入するなら「共有名義」に
住宅を取得すると、登記手続きをして、土地や建物の所有権を購入者の名義にします。どちらか一人が資金を負担する場合はともかく、最近は夫婦二人の収入を合算して住宅購入の資金計画を立てる人が少なくありません。その場合、購入した不動産の名義は共有となり、資金を負担した比率に応じて、持分割合が設定されます。
<持分割合の算出方法>
物件価格 / 4,000万円
夫の負担 / 頭金500万円+住宅ローン2,500万円=3,000万円
妻の負担 / 頭金300万円+住宅ローン700万円=1,000万円
持分割合 / 夫:妻=3:1
ちなみに将来、共働きの一方が退職するなどの理由で負担が変わる場合は、その都度、登記の持分割合を変える必要があります。持分割合を適切にしておかないと、贈与税を科せられるようなことがありますので注意が必要です。
将来の変化にも対応できる資産価値の高い物件選びを
結婚を機に住宅を購入する場合、多くの夫婦は10年先、20年先のことを考えて家を選ぶはずです。子どもは何人くらい予定するのか、夫婦で共働きをするのはいつまでなのか。自分たちの将来に関することですから、楽しみながら何度も頭を悩ませるのではないでしょうか。そして大抵の場合、現実は思い描いていたものとは良くも悪くも違う方向にいくものです。そんなとき、住宅が人生設計の足かせになってしまうことは、ぜひとも避けていただきたいです。そのためには所有している住宅に流動性がある、つまり資産価値が高い物件である必要があります。「資産価値」とは分かりやすく言えば「売れる家」「貸せる家」であることです。一般的には以下の条件に当てはまる物件は「資産価値」が高いとされます。
<資産価値が高い物件の条件>
・最寄り駅から近い(5分以内だとベター)
・人気エリアにある(都心の職住近接地域が有望)
・大学が近くにある
・管理がしっかりしている(マンションの場合)
上はあくまで一つの目安ですが、大切なことはその地域で、その物件が「売れる」「貸せる」かどうかです。たとえばファミリータイプは人気があるけど、DINKS向けはあまり需要がないなど、事情は地域によって異なります。不動産会社に相談するときは必ずこの点は確認していただきたいですし、不動産会社を選ぶ基準としても、このような事情に詳しい会社かどうかは、大事な指標になります。「一度売ってしまえばそれでおしまい」と考えるような不動産会社とのお付き合いはお勧めできません。
また、不動産会社には結婚を機に住宅を購入した人のケースタディが非常にたくさんあります。意外なアドバイスや思いもしなかった注意点などを教えてもらえるかもしれません。結婚もそうですが、住宅探しでも良いパートナーを見つけられれば、それだけ納得のゴールに近づけるのではないでしょうか。
結婚を機に住宅購入。ぜひ地元の不動産会社に相談を
オウチーノが認定した
有力不動産会社を紹介
営業実績などの独自の審査基準をクリアした、信頼できる不動産会社をセレクト
共有名義での住宅購入には登記など法務上の知識・経験が豊富な不動産会社が求められます。「不動産を中心とした幅広い知識」に加え、「サイト上で情報流通しにくい物件の紹介」など、様々なメリットを享受できる"地元に強い不動産会社"をオウチーノが独自にセレクトしてご紹介します。
さっそくサービスを利用してみましょう(サービスの利用は無料です)