浴室は浴槽のタイプと素材選びが決め手!

浴槽には、大きさや素材などによってさまざまな種類があり、それぞれ使い勝手やメリットが異なります。ユニットバスの場合、選択肢は多くはありませんが、建築家との注文住宅づくりでは浴室を造作することも多く、浴槽のタイプや素材を知っておくことが重要になります。

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長さと深さで決まる!浴槽のタイプ

浴槽には、大きく分けて「和式」「洋式」「和洋折衷式」の3タイプがあり、それぞれに特徴があります。

まず「和式」の浴槽は、長さが80~120cm、深さは45~60cmのものが一般的で、深さがあるのが特徴です。狭い浴室にも設置しやすく肩までゆっくりつかれる一方、体を折りたたんで入ることになるので、高齢者にはあまり好ましくないとも言われています。

「洋式」の浴槽は、長さが120~180cm、深さが40~45cmで、広く浅い、仰向けに寝た状態で入浴するタイプです。和式に比べ広めの設置スペースが必要となりますが、介護が必要な人の入浴には適しています。ただし、滑ったり転倒したりしやすいので、手すりや滑り止めなどの対策が必要になります。

「和洋折衷」の浴槽は、和式と洋式の両方の特徴を取り入れたタイプ。ある程度足を伸ばして、深めに浸かれるのが特徴です。サイズは長さが110~160cm、深さが50~60cm程度が一般的。ユニットバスでは多くの場合、このタイプが採用されています。

サイズだけじゃない!素材でみる浴槽とは

浴槽の素材にもさまざまなタイプがありますが、注文住宅で一般的に採用されているのは樹脂製、金属製、木製の3種類です。

現在最も普及しているタイプがFRP樹脂の素材を使った浴槽。FRPの浴槽は耐久性や保湿性が高く、カラーバリエーションが豊富な点も魅力です。

一方、金属製の浴槽は主にホーローやステンレスなどの素材が使われます。ホーローはガラス質の層で仕上げられているため、錆や腐食に強く、手触りもなめらか。ただし、傷がつくとそこから腐食するほか、重量があるため2階に設置する場合は十分な注意が必要になります。

最後にヒノキやヒバなどの木製の浴槽は、主に高級な浴室で採用される素材。木製の浴槽は耐久性やメンテナンス性が問題視されがちですが、最近では木材に特殊な加工を施すことにより、メンテナンスが容易な木製の浴槽も増えています。

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上記の記事は、2011年11月11日現在のものです。掲載情報の著作権は株式会社オウチーノ(以下:弊社)に帰属します。情報内容は保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。予めご了承ください。

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