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マンション、居住しながら耐震補強 長谷工など開発

2011年5月26日掲載

長谷工コーポレーションとロンビックジャパンは、「後施工部分スリットによる柱の耐震補強工法」を共同開発し、このほど日本建築防災協会の技術評価を取得。「居住しながら耐震補強」できる工法の1つとして、長谷工リフォームがマンションの管理組合に提案していく。

同工法は、腰壁と柱の間に高精度の部分スリットを設置し、それにより柱の変形性能を向上させる耐震補強工法。従来の、構造体である柱と非構造体である腰壁を完全に切り離す完全スリット工法は、工事の際に住戸内に影響が及ぶため、居住しながらの工事は困難だったという。 今回、長谷工コーポレーションが持つマンション設計施工の技術とロンビックジャパンの持つ耐震スリット施工の技術を融合し、居住しながら工事ができ、かつ完全スリット工法と同等の耐震効果が得られる新たな工法を開発した。
住宅新報社
【リフォーム・リノベーション】

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