失敗しない購入ガイド
「新築より中古」、そう決めた理由は、人それぞれに違うはず。あなたにとってのベストな中古住宅に出会うため、物件の見極めポイントを心得ておきましょう。
あなたが「中古」を選ぶ理由は?
選択肢が豊富だから
新築と中古の違いは「新しさ」だけではありません。市場に流通している物件数は、実は中古の方が格段に多いのです。住みたいエリアや駅からの距離など、立地にこだわりのある人なら、選択肢の多い中古の方が、希望どおりの住まいに出会える可能性が高くなります。
価格が安いから
どんなに綺麗でも、一度人の手に渡った中古住宅は、新築よりも価格が安くなります。これも中古ならではのメリット。新築と違い、売主側の利益が上乗せされないので割安感があることも。同じ立地なら、築年数が古い物件ほど、価格が低くなる傾向にあります。
リフォームしたいから
室内の設備の老朽化や間取りの古さなどは、リフォームで一新できます。新築同様の設備を採用し、自分好みの住まいに仕上げることも十分可能。予算に余裕があれば、間取りも大幅に変更できます。契約前にリフォームの可否を確認しておくと、よりベターです。
- 実物を見て、日当たりなどを確認できる
- どんな管理が行われているか分かる
- 契約後、すぐ入居できる物件が多い
- 近隣住民の様子を知ることができる
「いい中古」の見極めポイントはココ!
point 1立地
中古に限ったことではありませんが、住まいの利便性や住み心地、資産価値を決める大事な要素が「立地」。最寄駅からの徒歩分数や周辺環境は、住んでから変えられるものではないので、現地を訪れて自分の目や足できちんと確認しましょう。できれば、朝・昼・夜と時間帯を変えて複数回訪問してみるのがオススメです。
point 3リフォームの可否
中古マンションの場合、間取りの変更など大幅なリフォームに制限が出てくる物件もあるので、事前によく確認しましょう。中古一戸建ての場合は、増築の際に注意が必要。建ぺい率や容積率が、法律で定められた範囲内に収まるかどうかを調べておきましょう。リフォームについてもっと詳しく知りたい方は、リフォームO-uccinoへ!
point 2築年数
中古ならではのチェックポイントといえるのが、この築年数。見た目の古さ・新しさだけではなく、耐震性にも関わる重要な部分です。一般に、新耐震基準が施行された1981年以降の物件かどうかということが、ひとつの目安といわれますが、少しでも不安が残る場合は、専門家に検査を依頼するという手段もあります。
point 4管理・改修履歴
マンションの場合は管理の状況、一戸建ての場合は改修履歴などを確認しておくことも大切です。マンションなら駐車場やゴミ置き場、外廊下といった共用部がきちんと手入れされているか、一戸建てなら、過去にどんな修理やリフォームを行ったかを調べておきましょう。改修の履歴書が残されていればより安心です。