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契約前にできる!リフォーム会社と中古住宅の「内覧同行」

1「リフォーム代金が足りなくなった」を事前に防ぐ

中古住宅を購入したら入居前にリフォームをしたい、と考えている人も多いのではないでしょうか。そのためには物件を探している段階からリフォームの準備をしておくことが大切です。もし物件の契約後にリフォーム費用を算出したら想定を大幅に上回りお金が足りなくなってしまった、なんてことになったら折角の新生活が台無しです。

ポイント1:プロの目で、将来の見込み費用まで算出

リフォームは小さなものでは数千円単位、間取りを大幅に変更するような大規模リフォームでは何百万円、何千万円かかることもあります。希望する工事内容はもちろんですが、建物の築年数や劣化状況によってはやらなければならない、やっておいたほうが良いリフォームもあります。またこれから何年、何十年と住む家になるのであれば、今後必要になる工事内容やその金額、予定時期を把握しておく必要があります。中古住宅の購入は設備や立地などのこだわり条件、建物の金額に目を奪われがちですが、将来住まいにどれくらいの費用が必要になるかを把握し資金計画を立てましょう。たとえば10年後に数百万円の工事が必要になるのであれば、その点を考慮して建物の価格が妥当かどうか判断する必要があります。

物件探しの段階からリフォームの準備をするとは、建築的な意味で建物をリフォーム会社や建築家などプロの目を通してチェックしておくということです。契約前に次のようなことが検討できているかがポイントです。

外観の劣化状況。ぱっと見は大丈夫でも小さなひび割れや粉が吹いていることはないか。全面塗装した場合にいくらくらいかかるのか。

水回り設備で使用しているメーカーや商品名から取り換えられた時期を推定。次回工事はいつ頃になりそうか。

換気扇を稼働させたときに、大きな音や異常音がしないかで劣化状況を判断。取り換え時期、費用はいくらくらいになるのか。

ベランダの防水方法や現在使用しているシートの傷み具合など。工事方法は一般的なもので対応できそうか。今の劣化状況はどの程度なのか。

建具(ドア)の隙間や開閉不良、破損状況の確認。入居前に工事したほうがいいかどうか。

ポイント2:建物の構造によってできないリフォームも

リフォームのプロの目で建物をチェックするメリットは費用の算出だけではありません。建物の構造によっては希望通りのリフォームができなかったり、コストが高くなってしまうことがあります。場合によっては物件の購入を見送ることも検討しなければならないかもしれません。以下のような項目に該当する建物かどうか、事前に確認しましょう。

壁式構造のマンションでは、移動できない壁がある。

2×4の一戸建てでは、移動できない壁がある。

防火地域にある建物ではサッシや外壁に防火性能が要求される。

マンションの床下に十分なスペースがないと、水回りの大幅移動ができないことがある。

2入居中物件の内覧をスムーズに

契約前に、リフォーム会社と物件をチェックする重要性を説明してきましたが、では実際にどのような段取りで進めていくとスムーズになるかを見てみましょう。

内覧までの段取り

まずは、リフォーム会社と内覧をする物件を決めることからです。すでに自身の内覧は済ませ、リフォームのチェック次第で申込みの有無を決めるというところまで絞り込んだ物件を対象にしましょう。リフォーム会社は、該当物件の近隣にある会社を選ぶのが良いでしょう。同行をお願いする際は以下の点を事前に伝達・確認してください。

購入前の物件への内覧同行であること

内覧同行への費用が発生するのかどうか

大まかなリフォームの希望内容と予算感

マンションの場合はマンション名

物件の内覧は不動産会社を通じて行うことになります。空室の物件なら比較的時間の融通はつきやすいですが、入居者がいる物件では内覧時間の調整が必要になります。リフォーム会社は2~3社で、それぞれ1時間を内覧時間に充てると考えると2~3時間は確保しなければなりません。まずは、不動産会社に入居者の都合を確認しましょう。リフォーム会社には現地に何人来る予定かをヒアリングし、不動産会社に伝えておくこともマナーのひとつです。

リフォーム会社の内覧は会社別に行います。どうしても時間の都合がつかず同時刻に複数の会社で内覧を行う場合は、リフォーム会社にあらかじめそのことを伝えて了解を得るようにしておきましょう。

内覧後の段取り

さて、無事に内覧が終わったら、スムーズに見積書を出してもらわなければなりません。リフォームの見積もりは内容や量、精度にもよりますが、1週間~2週間くらいかけて作成されるのが一般的です。1日でも早く見積もりを出してもらうためには、内覧同行の当日にリフォーム会社にいつまでに出して欲しい、と日付を明確にすることです。「どれくらいでできますか?」や「なるべく早くお願いします」といった相手任せの聞き方ではなく、はっきりと要望を伝えるようにしましょう。

複数のリフォーム会社に見積もりをお願いした場合、提出された見積書の項目が会社によってバラバラなケースもあります。それぞれどのような工事なのか、またA社にあるけどB社にはない項目があったら、B社へ項目に該当する工事は必要ないのかなど確認しましょう。見積もりの段階ではリフォーム会社は職人や設備の手配はしませんので、工事がいつ完了するのか確定はできませんが、だいたいの工事期間も出してもらうほうが良いでしょう。

無事中古住宅の契約が終わり、いざリフォームとなった場合ですが、必ずしも内覧同行をお願いした会社へ工事をお願いしなければならない、という決まりはありません。一方で、すでに物件を見ている点やこれまでのやりとりで互いのコミュニケーションが深まっているといったメリットもあります。

物件の契約で相当な労力を使っているでしょうが、リフォームはこれからが本番。もうひと踏ん張りして、最適な住まいを手に入れましょう!

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