リノベーションを前提として中古住宅を購入する場合、その第一歩として物件選びはとても重要なステップになります。物件の購入後に「こんなはずじゃなかった…」などとならないよう、リノベーションの物件探しは建築やリフォームのプロと一緒に進めたいものです。
中古物件選びには欠かせない現地の内見。このとき重要になるのが、「リノベーション後の姿をどれくらいイメージできるか?」という点です。リノベーションを前提として中古物件を購入する場合、購入する物件は内装が古くなっていたり、設備が老朽化していることがほとんどです。素人がこうした物件を目にしても、リノベーションでどれくらい生まれ変われるのかをイメージすることは難しいでしょう。
そこでおすすめしたいのが、リノベーションを数多く手がけている会社や建築家など、建築のプロに同行してもらうことです。建築のプロであれば、内覧しただけでもスケルトン(構造体)のみの状態をある程度イメージできますし、どのようなプランがどの程度の価格で実現できるのかを把握できます。その場でプロのアドバイスがもらえるよう、中古物件探しはプロと一緒に進めるのが理想的です。
中古物件探しを始める前に、まずは自分の中での優先順位を明確にしておく必要があります。すべての希望が叶う物件が見つかれば、それが一番ですが、なかなかそうはいかないもの。駅からの距離や立地、広さ、価格など、さまざまな条件のなかで自分が一番重視する点をあらかじめ決めておく方がよいでしょう。これが不明確なまま物件探しを始めてしまうと路頭に迷ってしまいかねません。その他、不動産の仲介担当者との相性も大事なポイント。自分の希望や優先順位を理解してくれて、リノベーションに適した物件を根気よく探してくれる担当者が理想的です。
また、中古物件探しをよりスムーズに進められる無料のWebサービス「オウチーノ」を利用するのもおすすめです。立地や広さ、価格など、さまざまな条件を指定して自分に合った物件を探し、外観の写真や間取りもチェックすることができます。現地の見学を申し込むこともできますので、ぜひ利用したいところです。
上記の記事は、2011年9月15日現在のものです。掲載情報の著作権は株式会社オウチーノ(以下:弊社)に帰属します。情報内容は保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。予めご了承ください。
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