洗面台リフォームの費用と工事内容の基礎知識

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洗面台リフォームの費用と工事内容の基礎知識

洗面台のリフォームは10年に1度くらいが実施の目安と言われています。設備の老朽化による不具合だけではなく、ライフスタイルの変化によって使い勝手が悪くなったと感じたりすることが、リフォームのきっかけになります。どのメーカーの洗面台を選べば良いのか、リフォーム費用はどれくらいかかるのか、会社選びはどうしたらいいのかなど、初めての洗面台リフォームについて説明していきます。

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洗面台のリフォームは、洗面台のグレードを決めるところから

ひとくちに洗面台のリフォームといっても、その内容は様々で、かかる費用もばらばらです。リフォームO-uccinoの調査でも洗面台の交換工事で安いものでは7万円程度~ですが、ハイグレードな洗面台を使う場合は、50万円近くかかることもあります。また、水周りのリフォームでは設備交換と同時に床材や壁・天井のクロス張り替えを行なうケースも多くあります。洗面台のリフォームに限れば、やはり最初の段階でどのレベルの設備を採用するかで、工事全体の費用感の大半は決まると言ってもいいでしょう。

洗面台メーカーが提供する洗面台の種類と費用感

洗面台を作っているメーカーのほとんどが、シンプルで価格を抑えたものから、高級感あるハイグレードなものと、いくつかのグレードに分かれた商品を提供しています。具体的な商品の違いを確認してみましょう。価格は工事費を含めたものです(リフォームO-uccino調べ)。

● 洗面台のリフォーム費用、シンプルなグレードで7万円~15万円

シンプルな洗面台の特徴は必要最低限なもので構成されているということです。カラーバリエーションや鏡の面数に限りがあることもありますが、必要な機能は概ね揃っていると思って間違いないでしょう。間口が広いものには対応していない商品も多いので、注意しましょう。

● 洗面台のリフォーム費用、スタンダードなグレードで13万円~24万円

スタンダードな洗面台の特徴は、シンプル版に比べ、特長を持っていることです。たとえば、水撥ねが少ない洗面ボウルだったり、汚れにくいステンレスミラーを採用したりと、清潔感に特長があるものや、収納力に特長を持つものなど、商品によって違いが出てきます。

● 洗面台のリフォーム費用、スタンダードなグレードで19万円~31万円

ハイグレードな洗面台になると、材質もレベルアップし、機能面でもほぼ不足するものはなくなります。「エコ」を意識した商品もハイグレードでは登場します。特長の最たるものはレイアウトプランや、オプションの選択肢が増えることでしょう。カスタムメイドにより、自分仕様の洗面台を作り上げていくことができます。

洗面台のリフォーム費用と見積もり詳細

では、洗面台のリフォーム費用について、リフォーム会社が作成している見積もり書を詳しく見ることで、その工事内容を確認してみることにしましょう。まずはこちらの見積もり書をご覧ください。

見積もり書

この見積もりは洗面台のリフォーム見積もりです。それぞれの項目や注意点について説明します。

● 解体工事

既存の造作を取り壊すための費用です。キッチンの例では現在使っているシステムキッチンを解体する工事にかかる費用です。今回の見積もりでは「既設解体撤去」とあるので、解体した古い洗面台を撤去するところまでが含まれています。

● 廃棄物処理費

解体した洗面台は廃棄物となります。これらを処分するための費用です。今回の見積もりでは「廃材処分費」がその項目になります。

● 材料費

洗面台の商品そのものにかかる費用です。住宅設備機器費などとも表記されます。直接商品名が書かれている場合もあります。商品名や型番、単価に加え、定価が記載されていることがほとんどです。

● 組立施工費

洗面台を組み立てるための施工手間賃です。今回の見積もりでは「上記設置費」がその項目になります。

● クロス張替え

壁や天井などのクロス張替えは、洗面台を交換するタイミングでまとめて行なわれるケースが多くあります。工事の進行もスムーズになり、時期をずらして行なうよりは総額コストは下がるのが通常です。クロスの張替えはクロスの単位である「メートル」で算出する場合と、クロスを張る壁や天井の単位である「平米」で算出する場合がありますので、見積もりを比較する場合は単価だけではなく、総額も確認しましょう。

● 床クッションフロア張替え

洗面台の工事に伴い、床もリフォームする場合にかかる費用です。設備と同じ程度老朽化している場合は、この機会に一緒にリフォームされます。

● ソフト巾木

巾木(はばき)を取り付けるための工事です。巾木とは、壁と床の取り合い部に設ける部材のことです。通常、床面から高さがが6cm~100cm程度の長い横板が、部屋の中の出入り口を除いた部分の壁をぐるりと回っていますので、ご自宅等でも確認できます。見積り書にある「材工共」とはこの巾木の材料費と、それを設置する施工費の両方を含む、という意味です。

洗面台リフォームの見積もりを上手に比較するには

リフォームの見積もりは項目が多く、その記載方法も会社によって異なるため、比較することも簡単ではありません。ここでは最低限気をつけておくべきことをお伝えします。

● 見積もりの項目に漏れがないかを確認

上でご覧いただいた見積書ですが、項目に漏れているのではないかな、というものがあります。設備の「搬入・運搬費」です。複数の箇所を行なう大規模なリフォームでは、独立した項目になっていることも多い、この項目が見当たりません。おそらくは「上記設置費」のなかに含まれているとは思いますが、確認が必要です。このようなことは1社の見積もりだけを見ていてもなかなか気がつかないものです。リフォームO-uccinoでは成約者の方の満足などから最低3社で現地調査を行なうことを推奨しています。3社の見積もりを比較しながら、漏れている項目がないかを相互にチェックしていくことが大切になります。

● 概算見積もりの金額だけで会社を判断しない

概算見積もりはリフォーム会社が現地調査をせずに算出しているものなので、どうしても不確定要素が残ってしまいます。また、施主側が概算見積もりで金額面ばかりを気にするようだと、リフォーム会社もいかに安い金額を提示できるか、が主目的となってしまい、工事内容に関する説明が不足してしまいます。金額はもちろん大事ですが、リフォームに詳しくない施主でも分かりやすい内容になっているかや、追加工事の可能性などをきちんと説明しているかなども見るようにしましょう。

洗面台リフォームの費用を抑える“虎の巻”

ここまでの内容を読んでいただければ、お分かりかと思いますが、複数のリフォーム会社を比較し、見積もりに漏れがないかなど確認したうえで、絞り込まれていくリフォーム会社であれば、その工事金額についても十分妥当なものになっているはずです。とはいえ、できることなら費用は抑えたい、と考えるのも自然な成り行きです。洗面台リフォームの費用を抑えるためのテクニックをいくつかご紹介します。

● 洗面台の費用を抑える

洗面台にグレードがあることを最初のほうでお話しました。グレードを下げれば費用は確かに安くなるでしょうが、リフォーム後の満足度も下がってしまいます。そこは変えずに費用を抑える方法の提案です。その方法とは、メーカーをリフォーム会社が仕入れやすい(=値引率が高い)ものに変更することです。メーカー対してこだわりを持っている人も多いとは思いますが、同じグレードの洗面台であればその性能にメーカー間での違いはあまりない、というのもよく言われていることです。費用的にお勧めの洗面台があるか、リフォーム会社に聞いて見ましょう。

● 工事の時期をリフォーム会社の要望にあわせる

洗面台のリフォーム工事は、他の水周りの工事に比べて比較的短期間で工事が完了します。最短で1日で行なえる会社もあります。特に自社で職人さんを抱えているリフォーム会社は、常に工事がある状態を作ることが大事なので、会社都合でスケジュールを組める工事については、費用の交渉に応じてくれる可能性があります。一般的には不動産が動く1~4月にかけて最初の繁忙期、その後しばらく落ち着いて、9月~12月にかけて再び忙しくなる傾向にあります。また、決算前の工事については通常より割り引いてでも受注しよう、という会社もあります。

● 洗面台を自分で用意する「施主支給」リフォームを検討

洗面台をネットで、あなた自身が購入しリフォーム用に使用することもできます。これを「施主支給」リフォームといいます。もちろんネット以外の方法で手に入れても構いません。最近はamazonや楽天などでも洗面台は販売されていて、2万円台でも相当数の商品がラインナップされています。洗面台としての機能や、納品される商品の品質に問題がなければ、かなり魅力的な金額です。費用面でのメリットがある施主支給リフォームですが、材料である洗面台の保証はリフォーム会社の対象範囲外になりますので、購入先に確認しておく必要があります。また、リフォーム会社によっては工事に責任をもてないことを理由に施主支給を実施しない会社もありますので、事前に確認をしておきましょう。

費用にも工事にも納得のリフォーム会社を見つけるには

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。一口に洗面台のリフォームと言っても、商品選びから始まり、その工程では気をつけなければいけないことがいくつかあることがお分かりいただけましたでしょうか。満足度の高いリフォームを実現するには、やはり良いリフォーム会社と出会えるかどうかが、最大のポイントです。私たちが運営するリフォームO-uccinoでは、あらかじめ厳しい審査基準を設け、お客様に紹介するリフォーム会社を選定しています。最大9社まで、現地調査までは匿名での相談も可能です。洗面台のリフォームについての注意点は分かったけど、どの会社に見積もりをお願いすればよいか分からない、といった方にぜひご利用いただきたいです。

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