トイレのリフォーム
老朽化したトイレのリフォームにはどのような工事があり、費用はどれくらいかかるものなのでしょうか。リフォームO-uccino加盟店がこれまで手がけた工事事例をもとに、工事費用の相場を確認してみましょう。その他、トイレのリフォームを行う際の注意点もあわせて紹介します。
トイレをリフォームする場合の費用について、事例をもとに見ていきましょう。
ペーパーホルダーやタオルリング、換気扇、便座など設備の部分的な交換は、トイレにおける最小の工事内容です。目的が明確であれば、最小の工事だけでも費用対効果の高いリフォームになります。高齢者向けにたち座りがしやすいよう手摺りを取り付ける工事も最近増えているものです。クロスや床の張替えだけを行うことももちろん可能です。
シンプルなタイプの便器であれば便座とセットで10万円から交換可能です。有名メーカーの機能性に優れた製品を求める場合は15万円~20万円が目安です。トイレのリフォームでは床や壁の張替えをあわせて行うケースが多くあります。広さにもよりますが、5万円前後を予算として見込んでおきましょう。和式トイレを洋式トイレに変える場合は、便器・便座の交換だけであれば特に費用に違いは出ません。
40万円を超える費用のトイレリフォームは、こだわりの強いものです。トイレ内にカウンターの手洗いを設置、壁に消臭・調湿効果のある自然素材を利用するなどワンランク上のリフォームが実現します。また介護用にバリアフリーにする、全自動で蓋の開閉・照明の消灯機能を付けるなどする場合も、同じくらいの費用が目安になります。
トイレのリフォームでは、古くなった便器を新しいものへ交換するといった比較的小規模なものから、空間を丸ごとイメージチェンジしたり、将来を視野に入れ介護を考えたものまで、様々な希望が叶えられます。
便器の寿命は一般的に10~15年と言われ、汚れが落ちにくくなったり、水漏れがしたら買い替えのサイン。家族の人数や使用頻度にもよりますが、温水洗浄便座の方が寿命は短いようです。トイレのリフォームは快適性を高めるのみならず、お掃除が楽で節水型の機種を選べば、家事や家計にもやさしいメリットもあります。
「LIXIL」「TOTO」「パナソニック」などが主要メーカーとして挙げられます。ショールームに立ち寄ったり、カタログを取り寄せたりもできますが、リフォーム会社に相談し、候補をいくつか出してもらう方法もあります。その場合、空間の広さを伝えるとスムーズに話が進むので、採寸しておくといいでしょう。
トイレのリフォームを行う人が、リフォーム前に疑問に思うことを集めました。知っているとリフォームがスムーズに進みます!
便器の取り替えだけなら最短で半日
便器を新しくするだけなら半日〜1日が目安ですが、和式から洋式への交換やレイアウト変更で床工事が発生した場合、工事期間が延びることがあります。クロスやドアも一新する際は、工事が残っていてもトイレを使用できるかどうか確認しておきたいところです。
日進月歩で進化するトイレ
便器が自分で自分を洗ったり、超節水、節電、全自動で蓋を開閉、消臭機能付き、座ると音楽が流れるなど、トイレは驚くほど進化を続けています。お掃除が楽なタイプは今や常識。デザイン的にはタンクレスや収納一体型のものが注目されているようです。
空間にあわせて検討しましょう
大型便器は座り心地がよくて人気が高いのですが、マンションなどの狭いトイレに設置すると逆に圧迫感を感じることも。また、お掃除のときに便器の後ろ側まで手が届かなかったり便器に頭や体をぶつけたりなど、不便なことが起こりかねないので注意が必要です。
リフォーム会社に前もって相談
介護に関わるトイレのリフォームでは、自治体や介護保険から補助金が支給されます。補助を受ける場合、工事の内容(洋式便器への交換や手すりの取り付けなど)に条件があるので、プランニングを依頼する段階でリフォーム会社に相談しましょう。
口コミ評価で、今人気のトイレを確認してみましょう。
TOTO株式会社
業界初の4.8L洗浄。TOTOの最高級便器
新しくなったネオレストハイブリッドシリーズは、デザインも2タイプからチョイス可能。業界初の4.8L洗浄。少ない水でパワフルに洗浄します。従来の節水便器に比べ約68%も節水し、水道代は年間13,735円もお得に。低水圧の環境でも設置できます。
タカラスタンダード株式会社
お洒落なトイレをお探しの方に
お洒落なロースタイルトイレ。タカラの独自素材「高品位ホーロー」でお手入れカンタン。優れた清掃性が特徴で、スクリュー洗浄や汚れをしっかり防ぐ「Gコート」、ニオイも汚れも寄せ付けない清潔なトイレパネルが特徴です。
パナソニック株式会社
あなたに代わってお掃除します。
「全自動おそうじトイレ アラウーノ」は、使うたびにキレイが長持ち。3つの新技術で流すたびに便器が自分でお掃除します。平成19年度に「省エネ大賞」を受賞。家計や地球環境に配慮したトイレとして高く評価されています。
商品レビュー情報は越智産業株式会社が運営する「Vホームフェアレビュープラス」よりご提供いただいています。一部最新の情報と異なる場合があります。ご了承ください。
トイレのリフォームを依頼する会社を選ぶときは、こんなところをチェックすると安心度がアップします。
リフォーム会社によっては、特定のトイレメーカーと信頼関係を築いていることが多々あります。トイレの機種にこだわりがある場合は、そのメーカーとの関係を強みにしている会社へ依頼するのも得策と言えます。逆にそのメーカーとの取引が薄い場合もあるので、相談するときにはよく確認をしましょう。
便器の交換だけなら、水まわり専門のリフォーム会社が考えられますが、空間全体のリフォームを希望する場合、施工実績が豊富で提案力が強みの工務店を視野に入れてみては。会社選びは、担当者の対応や詳細な見積りがだせるかどうかも重要なポイント。地元密着の会社なら、ちょっとした不具合が発生したときにも安心です。