外構・エクステリア・外階段のリフォーム
老朽化した外構・エクステリアのリフォームにはどのような工事があり、費用はどれくらいかかるものなのでしょうか。リフォームO-uccino加盟店がこれまで手がけた工事事例をもとに、工事費用の相場を確認してみましょう。その他、外構・エクステリアのリフォームを行う際の注意点もあわせて紹介します。
外構・エクステリア・外階段をリフォームする場合の費用について、事例をもとに見ていきましょう。
外構・エクステリアのリフォームには様々なものがあります。小さなものでは網戸の張り替えから始まり、門扉の塗装やブロック塀の撤去、植木の剪定などがあり、これらは1万円~10万円未満で行われる工事です。
10万円前後~の工事には外階段用の手摺りの設置や、浴室窓やベランダに目隠し用のフェンスを設置したり、シャッターの新設工事があります。また門扉を古いものから新しいものへ交換する場合は、撤去費用も含めると10万円~20万円、カーポートの設置は20万円前後~が費用の目安になります。
住まいは、建物・インテリア・エクステリアが融合することで完成度がUP。エクステリアのリフォームでは、デザインと機能性を併せ持ち、豊かな暮らしを楽しめる魅力的な空間づくりを行いたいものです。
外構は、住宅の敷地内で建物の周りに造られる塀・門・車庫など、家と暮らしを守るのに必要な屋外の施設。エクステリアは、外構を含む敷地全体の空間設計で、装飾性が含まれインテリア(内装)の対義語として扱われます。エクステリアが空間や環境といった視点で捉えられるのに対し、外構は構造物の意味合いが強いようです。
塀・門扉・アプローチ・庭など、箇々のセンスが良くてもまとまりがなく、デザイン重視なだけで暮らしに不自由さを感じるようでは、せっかくのリフォームも成功とはいえません。エクステリアは機能性と、デザイン面での統一感が大切。ライフスタイルを考え、プロとよく相談しながら理想的なエクステリアを実現させましょう。
外構・エクステリア・外階段のリフォームを行う人が、リフォーム前に疑問に思うことを集めました。知っているとリフォームがスムーズに進みます!
ウリン・ウエスタンレッドシダー・イペなど
ウリンは強度が高く、防腐剤や塗装も不要で住む人に優しくメンテナンスもラク。ウエスタンレッドシダーは殺菌・防虫力に優れ、美しさが長く保たれます。イペは高価ですが、反りやひび割れの心配が少ない安定した性質が魅力です。セランガンバツは入手しやすい価格で注目の木材です。
条件が整っていれば対象になります
住宅本体のリフォームと同じく、外構工事や植樹・造園も一定の条件をクリアしていると、住宅支援機構の財形住宅融資の対象になります。財形貯蓄を一年以上続けているなど、条件がいくつかあるので住宅支援機構に問い合わせ、計画的に進めましょう。
夏は日射しを遮り、冬は陽光を取り入れる
家のそばに落葉樹があれば、夏は生い茂った葉によって強い日射しを遮り、木陰で涼をとることも。冬になれば葉を落とすので、室内に陽光を取り入れることができ、省エネにも繋がります。ヒメシャラやハナミズキは、花も楽しめて人気があります。
耐久性と耐水性を考慮して選びましょう
外構は雨風や紫外線に常にさらされているので、優れた耐久性・耐水性が重要。安全面に配慮し、アプローチの床は雨が降っても滑らない素材に。門扉はセキュリティ性に留意しましょう。塀は建物と周囲の環境にマッチしたものを選ぶよう心がけるとよいでしょう。
外構・エクステリア・外階段のリフォームを依頼する会社を選ぶときは、こんなところをチェックすると安心度がアップします。
完成後に、「イメージが違う」といったことにならないために、打ち合わせには十分な時間をかけ、ヒアリングを大切にしてくれる会社かどうかは、依頼を決める大切な判断材料です。また、アフターサポートの体制が整っているかも重要なポイント。サポートの内容・範囲・期間などしっかり確認しておきましょう。
エクステリアのリフォームは、目的が多岐にわたるので会社探しは大変。植樹はどこに頼むの?カーポートはどの会社?など、戸惑うこともしばしば。そんなときは、リフォーム専用ポータルサイトを利用しましょう。リフォームの目的により会社を探せ、匿名で費用や工事の相談も。口コミ情報や施工例も掲載されていて便利です。