せっかく新居を手に入れても、住宅ローンの返済に追われ、暮らしが窮屈になってしまっては本末顛倒。その点中古なら、物件価格が新築と比べて約半分。良い条件の物件を手に入れつつ、無理なく家計のやりくりができるはず。コストパフォーマンスで選ぶなら、やはり中古だ。
新築に比べて物件価格は約半分!
中古マンション・新築マンションの物件価格推移
都心での地価上昇や建築コスト増加の影響により、ひと昔前に比べると新築の価格相場は上昇した。特に、好条件の物件となるとなかなか手が届かないのが現実だろう。条件面でさほど妥協せず、お手頃予算に抑えるなら、中古はまさにうってつけ。同条件の物件なら新築に比べて約半分程度の金額で購入可能なので、借り入れを少なく抑えて住宅ローンの負担を軽減できる。その分を家具購入やリフォームに充てるのもいい。不動産コンサルタントの平賀氏によると、「中古は新築より安いものの、必ずしも構造的に劣るわけではなく、コストパフォーマンスの高さこそ近年中古が売れる理由。同じ予算でより広い物件購入も可能」とのこと。いい物件をお得に手に入れるなら、やはり中古が狙い目だ。
2013年の平均価格をもとに
月々の返済額を計算してみると…
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新築マンション
平均価格 4,929万円月々 151,746円
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中古マンション
平均価格 2,612万円月々 80,434円
中古マンションの方が
71,312円安い!
※出典:中古マンション/東日本不動産流通機構「首都圏不動産流通市場の動向」
新築マンション/不動産経済研究所「首都圏マンション市場動向」
※頭金は物件価格の20%を想定し、固定金利3%で35年返済(元利均等)の場合
中古マンションの価格は築10年を境に半額までダウン
築年数から見た中古マンションの価格の推移
※出典:東日本不動産流通機構「首都圏不動産流通市場の動向」
ひとことに中古マンションといっても、その内容は物件によってさまざま。なかでも価格を左右する要素のひとつが築年数で、グレードや立地によって異なるものの、その多くは築10年程度を境に相場が大きく下がる傾向にある。首都圏における築年数別の平均成約価格を見ると、築5年目までは4,000万円台だが、築11年以上で約2,000万円とおよそ半額までダウン。これは、築年数に応じて減額を期待する消費者心理が少なからず影響したもので、品質が急に衰えるというわけではない。 一方、それ以降は大幅な下落は起きにくく、築10年程度の物件をターゲットにするのがいいだろう。
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