屋根の葺き替えについて ｜ 屋根のリフォームならリフォームO-uccino（オウチーノ）

葺き替えのメリットは、屋根材の下の防水シートや、桟木、下地材まで一新できるので、下地の腐食を補修することができ、屋根全体を健康に保てることです。建物自体の耐久性が大きく向上します。また、軽い屋根材にリフォームすれば、耐震性をアップさせることもできます。屋根リフォームのついでに換気扇や天窓などを設けることもできます。
今と違う屋根材を選んでデザインを一新することもできますが、屋根の勾配に注意が必要です。屋根材は種類によって必要な勾配が違います。今の家にはどの屋根材が向いているのか、リフォーム業者とよく相談し、勾配に余裕を持って選ぶのが、雨漏りを防ぐ大事なポイントです。
葺き替えのデメリットは、解体工事の手間と廃材の処分がある分、費用が高いことです。解体による音やホコリの問題でトラブルが起きることもあるので、細心の注意が必要です。しかし、住まいの耐久性が向上するので長期的に考えれば経済的といえるかもしれません。
屋根葺き替え工事を依頼するということは、家に住んだまま工事を進めることになるのが普通です。室内のリフォームとは違い、工事最中は家の中に屋根葺き替え業者が入ることはありませんが、職人がトイレを借りるときには室内を出入りすることがあります。騒音や振動、工事時間帯など、自分だけではなく近隣へ影響する問題も発生してきます。
そのため、屋根葺き替え工事をする前に、業者と事前にどのような工事をするかを確認することが必要です。工期、工事の時間帯、室内の出入りの有無、さらに当日の作業内容、翌日の予定の確認など、屋根葺き替えをお願いする業者とは、密に連絡をとり、トラブルのないように工事を進めていきましょう。

葺き替えの際には、ソーラーパネルの設置も可能です。太陽光発電システムには、大きく分けて「屋根材一体型」と「屋根置き型」があります。屋根材一体型は、屋根と太陽電池パネルが一体になっているので、新築や屋根の葺き替え時にのみ設置が可能です。屋根置き型は葺き替え時でも、既存の屋根の上にでも設置することができます。葺き替え時に置き型を選ばれる場合は、太陽光発電パネルが上に乗るため、できるだけ軽い屋根材を選ばれることをおすすめします。

太陽光発電システムは、さまざまな形の屋根に対応可能です。切り妻屋根は一面で面積が十分取れるので、太陽光発電向きの屋根形状といえます。 陸屋根では架台が必要となります。寄棟屋根の場合は、一面では十分な面積が確保できないため、多面設置になることが多いようです。設置できる屋根の方角は南面が最適です。南面のスペースが不足する場合は東面、西面に合わせて設置してください。発電量は南を100％とした場合、東西それぞれが87％、北は40％になるので、北面は避けてください。太陽光発電システムは、自然のエネルギーを利用して発電するので、環境にやさしく、光熱費を大幅に節約できます。余った電気は電力会社に売電でき、より効果的に光熱費を節約することができます。イニシャルコストは高めですが、設置の際に補助金を利用できるので、導入しやすくなっています。