最近は、保険の一括資料請求サイトや比較サイトがあって、複数の保険商品を比べた上での加入がしやすくなりました。でも、自分で比較しても「結局どれがいいのか判断が難しい」ということはありませんか?
保険選びは2ステップがいい!
多くの保険商品のパンフレットや見積書を見比べても、細かい違いがわからなくて混乱してしまうことがあります。そうなってしまう原因はいろいろありますが、比較のための基準がはっきりしていないことが多いようです。多くの保険の中から自分にあった保険を選ぶためには、比較のための基準をまずしっかり設定することが大切です。
つまり、保険選びにあたっては、まず「選択基準を決める」、そしてその基準に基づいて「保険を選ぶ」という手順をとることが基本となります。この2ステップの手順で保険を選ぶと、迷いすぎずにスッキリと選ぶことができます。
ステップ1:選択基準を決める
ステップ1では保険の選択基準を決めます。
保険選びのポイントとなる部分です。「自分にはどんな保障が必要か?」、「期間はどれくらいあれば安心か?」などをしっかり考えてください。この選択基準をどれだけはっきり確定できるかがとても重要です!
「いくらの保険が、いつまで必要か?」を決める
いくらの保険が必要か?
「いくらの保険が必要か?」を決めるにあたって、まずはどんな保障が必要なのか?保険の種類を決めることが前提となります。
- 死亡した場合の家族への保障が必要
- 生命保険(死亡保険)
- 病気になった時の医療費の保障が必要
- 医療保険、がん保険 など
- 介護が必要になった時の介護費用の保障が必要
- 介護保険
必要な保障(保険の種類)が決まれば、その保障がいくら必要かを決めます。
同種の保険で、かつ保障額が同じでなければ、商品比較になりませんよね。
それでは、以下に生命保険と医療保険について、保障額をいくらにするかを決めるための考え方を示します。
残された家族が生活していくために必要な金額を保険金額にします。考え方は以下の通りです。
※上記以外にも、想定される支出や収入、資産があれば、もれのないように計算します。
※通常、配偶者の方が、将来老齢年金をもらえる年齢に達するまでの期間支出・収入を考慮。
入院した場合の医療費については、統計データ等が一つの手掛かりとなります。
左記費用のうち、どこまでを保険で備えるかで必要な入院日額を判断することができます。
医療保険の場合は、金額だけでなく、給付日数の上限も決めておく必要があります。
※治療費・食事代・差額ベッド代等を含む。
※生命保険文化センター「生活保障に関する調査」平成22年度
いつまで必要か
保険に加入する期間を決めます。いつまで保障が必要であるかは非常に重要ですし、「保険期間」によって月々の保険料も大きく変わってきます。
保険期間には、終身と定期があります。
終身は一生涯保障が続き、定期は1年、10年、60歳までなどあらかじめ決まった期間の保障となります。通常、保険期間○年という定期タイプの保険は、更新することができますが、更新のたびに保険料が上がり、また一定の年齢からは更新ができなくなります。したがって、一生涯必要な保障については、初めから終身タイプにしておいた方がよいでしょう。
- 葬儀費用や年齢に関係なく最低限家族に残したい金額
- 終身
- 子供が独立するまでにかかる生活費・教育費への備え
- 定期
- 老後も含めてずっと保障がほしい医療費への備え
- 終身
この「いくらの保険が、いつまで必要か?」という条件が、もっとも基本的で重要な選択基準になります。この部分をベースにして、その他の特約などの条件もはっきりさせるとよいでしょう。
ステップ2:保険を選ぶ
ステップ1で決めた選択基準を軸に、保険商品を選びます。
選択基準さえしっかりしていれば、あとは上記手順で保険を絞り込むだけです。
でも、「専門的なことはよくわからない」、「自分だけで決めるのは不安だ」という方は、保険に詳しいファイナンシャルプランナーに相談するのも良いでしょう。
◆保険マンモスとは?
FP(ファイナンシャル・プランナー)による無料保険相談サービスを提供している会社です。面談形式なので、利用者のライフプランに基づいた提案ができ、また、利用者の方から気軽にご質問いただくことも可能です。必ずしも提案する保険商品に加入する必要はなく、相談後の勧誘もありません。
上記の記事は、2013年9月26日現在のものです。掲載情報の著作権は株式会社オウチーノ(以下:弊社)および保険マンモス株式会社に帰属します。情報内容は保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。予めご了承ください。
vol.5 保険選びの2ステップ
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2ステップで選択すれば、保険選びがスッキリ、わかりやすくなります。