屋根のリフォーム費用・相場情報

右のグラフは、屋根のリフォームを行った際にかかった費用の割合を示したものです。工事の費用を説明すると、雨漏り修繕などでの部分的なコーキング打ち直しは、2万円程度です。塗装をする場合は、10万円前後～を目安に。高圧洗浄を行ったり、塗料の種類によって違ってくる塗装の方法で費用は大きく上下します。葺き替えは、30万円以上～が相場となっていて、なかには300万円を超える高額なケースも見られます。葺き替えには、費用を抑えられる重ね葺き（カバー工法）という施工法もあります。いずれも、屋根の大きさや形状、使用する素材により価格は決まります。100万円以上の予算がある場合は、太陽光発電パネルの設置も視野に入れられるでしょう。

工事事例をもとに、屋根の工事費用について相場感を確認しましょう。

事例1　コーキングを打って屋根の雨漏りを修繕

屋根に雨漏りがあったため、コーキングを打って補修しました。費用は2万円、工期1日で完成しました。…詳しくはこちら

住まいのタイプ：店舗
工事費用：2万円
工事日数：1日間

事例2　高圧洗浄でコケを除去。シリコン樹脂塗料で塗装

既存のコロニアル屋根はコケとカビによる劣化が激しく、高圧洗浄にて徹底的にきれいにしました。その後、弱溶剤2液型シリコン樹脂塗料「エスケー化研　ヤネフレッシュSi」を使用して塗装。耐久性、耐候性、防コケ・カビが飛躍的に向上しました。…詳しくはこちら

住まいのタイプ：一戸建て
工事費用：27万円
工事日数：3日間

事例3　重ね葺き（カバー工法）で屋根のイメージを一新

「今後、家の修繕計画もあるので、屋根のメンテナンスを考えて施工してほしい」とのお客様からのご依頼でした。お住まいは、築25年以上が経過していて、塗装メンテナンスに限界を迎えていた状況でしたので、カバー工法でリフォームさせて頂きました。…詳しくはこちら

住まいのタイプ：一戸建て
工事費用：90万円
工事日数：3日間

事例4　タフな屋根材「ディプロマット」で葺き替え

屋根にはディプロマットをご提案しました。通常の瓦の1/8、スレートの1/3と軽量なのに、アメリカのハリケーン・カトリーナにも耐えきったタフな屋根材です。耐久年数の長さも有しています。…詳しくはこちら

住まいのタイプ：一戸建て
工事費用：130万円
工事日数：90日間（その他工事含む）

事例5　太陽光発電パネルを設置し、省エネな住まいへ

「節約のできる、省エネな住まいにしたい」というお客様のご要望で、太陽光発電パネルを設置しました。補助金制度などを利用。費用面でもお客様のご負担を減らし、満足していただけました。NORITZの太陽光発電を採用しています。…詳しくはこちら

住まいのタイプ：一戸建て
工事費用：165万円
工事日数：3日間

Q. 省エネリフォーム+太陽光発電パネル設置。リフォーム減税の控除額は？

投資型のリフォーム減税が適応され、控除対象限度額350万円を上限に、10％の控除が受けられます。要件には、太陽光発電設備の性能が一定のものに限る、補助金等を差し引いた後の工事費が50万円を超える、合計所得金額が3000万円以下の場合、などがあります。

Q. リフォーム総工費の内訳について教えてください

総工費の内訳は、工事費・諸経費・消費税です。工事費には施工費と設備・部材費が含まれます。諸経費には、管理費・営業経費・運送費・保険料などが含まれ、工事費の5％～10％ほどが相場といわれます。

Q. 費用を抑えて屋根のリフォームをしたいのですが

経済的な工事では、屋根表面を塗装する塗り替えがあります。今の屋根材がまだ利用できる状態なら、葺き直しという方法もあり、葺き替えよりも安価です。費用がかさむ葺き替えも、既存の屋根を撤去ぜずに上から新しい屋根を被せる重ね葺きにすると、撤去費や廃材処理費などのコストが抑えられます。

Q. 足場を組む費用って、どの程度かかるものなのですか？

足場を組む費用は、一戸建てで20万円前後が目安といわれています。同じく足場が必要になる、外壁工事や高所にある窓・雨戸・雨どいなどの交換と一緒に行えば、二度手間を省けて費用を削減することができます。