建築家・清水裕子+清水貞博+松崎正寿さんの作品
KM.house

南側の中庭+駐車場に面した、明るく開放的なLDK
- 依頼者の要望
- 敷地は都内の閑静な住宅地で、周囲は戸建住宅が建ち並び、集合住宅も増えてきている地域である。
南側は比較的広い6mの前面道路に面しているが、西側と北側は集合住宅に囲まれ、周囲に積極的に開く環境ではない。ここに2世帯の住宅が求められた。
- 建築家のコメント
- 多くの諸室を配置する必要がある1Fは敷地最大限に壁で囲い、その中心にLDKを配置している。LDKの南側に中庭、玄関、SIC、倉庫を設け、LDKの北側に親世帯の寝室、水廻りを配置し、浴室に面して中庭を設けている。2Fのヴォリュームは隣地との距離を保ちながら、LDKの真上に浮かせ、1Fとの間に出来た4周のハイサイドライトが家の中心にあるLDKに採光、通風をもたらしている。家の中心となるLDKは外観では閉じた印象だが、中に入ると、南側の中庭、4周のハイサイドライト、2Fのガラス床から光が降り注ぐ、明るく、風通しの良い開放的な空間となっており、諸室がLDKの周りに配置されているため、家族の気配を感じやすい家となっている。
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この建築作品の基本データ
| 箇所情報 | - | 工事の種類 | 注文住宅 |
|---|---|---|---|
| 建物の種類 | 一戸建て | 構造 | 木造軸組み工法 |
| 間取り | - | 総工費(目安)※ | 7030万円 |
| 敷地面積 | - | 延床面積 | - |
| 設計・デザインのポイント | 道路に面する1Fで介護が必要な親世帯の生活が完結するように、1Fに駐車場、玄関、LDK、浴室などの水廻り、親世帯の寝室を配置し、その他の寝室を2Fに配置している。生活の中心となるLDKに如何に採光通風を確保し、居心地の良い環境とするかが課題となった。都内の住宅地でありながら、プライバシーを保ちつつ、開放感を感じられる2世帯住宅が実現している。 | ||
| 所在地 | 東京都 | ロケーション | 住宅密集地 |
| 沿線 | - | 工期 | - |
| 竣工 | 2023年 08月 | メディア掲載 | - |
※この作品事例の登録日は、2025年08月12日です。
※総工費は設計監理料と土地代を除いた総工費の目安金額となります。
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清水裕子+清水貞博+松崎正寿 / 有限会社atelierA5建築設計事務所
東京都世田谷区経堂3-3-14
atelierA5は、清水裕子、清水貞博、松崎正寿の3人で共同設計を行っています。性別も考え方も異なる人間が意見を交わしながら、普遍的な価値、新しい価値を求めて設計を行っています。
住まい手がそ...
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