建築家・ナイトウタカシさんのブログ「中古戸建てをフルリノベして素敵なサロンへ」

中古戸建てをフルリノベして素敵なサロンへ

2021/06/22 更新

とある家の玄関先。(一枚目)



じっくりとよく見てみると、なんだか少し古めかしい。

そんな風に感じた方もいるのではないでしょうか。



それもそのはず。

40年以上も前に建設された家ですから。



床のタイルの表情を見ていただくと、わかるかも。

それに、玄関ドアのデザインだって。



こちらの家。

40年以上前に建てられた家を、フルリノベして、

個人の美容サロンとして使っています。



予算のこともあって、できるだけ原型を保ったまま、

必要なところを作り変える提案でした。



リノベ前の玄関ドアは、マホガニーの風合いが印象的な、

この時代によく使われたデザインでした。



木目を生かすように、何度かクリア塗装をされていたそうで、

痛みはありません。



当初計画では、玄関ドアはサロンの顔になるところなので

取り換えがご要望でした。

最近では、いろんな色柄やデザインのドアがありますから。



ただ。

私は、このドアを拝見した時に、そうは思っていませんでした。



しっかりメンテナンスしてきていたので、痛みも少ないことから

取り換えてしまうのは、勿体ない。

ちょっと変化させれば、お客様の求めるイメージに近づけるのではと。



そこで。

きれいな木目を生かしたドアではなく、白く塗りつぶして

木目を消し去ることで、框組のデザインが洋館のような

上品さを演出してくれると考えたんです。



ご覧いただいて、どう感じましたか?



ズバリその通りになったと思います。

さらによかったのは、ハンドルやスコープ等の金物たち。



デザインがレトロなのはもちろんですが、

経年で、ほどよい味が出てきてて、それがいいアクセントになりました。



ちなみに。

ドア周りのベージュというか、グレージュというか外壁の色は、

私が塗ったわけではなくて、ちょっと前にお客様が塗り替えたもの。



その色ゆえに、玄関ドアの白さが引き立つようになったと思います。





玄関に入ると、こんな感じ。(二枚目)

パッチワークの布地でできたチェアがいいアクセントです。



こちらのサロンは、完全予約制なので、

来客が待つような機会はほぼありません。



このチェアは、そういった目的ではなくて、

ご近所の来客が、腰かけながら、靴を脱いだりするため。



こちらのサロンは、若い方だけでなくて、

ご近所の大人の女性向けでもあるんです。



なので。

玄関の段差も、最小限まで小さくしてます。

奥への動線は段差なくバリアフリーに。



ちなみに。

右側に見えてる引き戸は、裏動線へのアクセスなので、

お客様は使われません。



濃い木目の床面や扉を採用することで、

シックで落ち着いた雰囲気を演出しているのも、

いろんな世代の来客をおもてなしすることも考えてのことです。



戸建ての古い家をリノベーションして、個人のサロンにする。

そんな発想があってもいいですよね。



家のような心地よさで過ごせるサロン。

素敵です。

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