建築家・奥村亜紀子さんのブログ「床・壁の中はどうなってる?」
床・壁の中はどうなってる?
2012/10/05 更新
現在建築中の木造住宅
2階床は
28㎜の構造用合板(1階の天井板になります)
+根太45㎜×35㎜(電気配線スペース)
+構造用合板12㎜
+フローリング12㎜
という構造です。
28㎜の合板の4周を150㎜ピッチに釘で止めていきます。
床全体で地震力や風力に抗う作りです。
下の画像は外壁の一部です。
この面だけ外壁通気層を90㎜と大きくとっています。
電柱から引き込む幹線の通り道になるとともに、サッシを壁の奥にはめ込んだ意匠にする意図もあります。
床や壁に出来たちょこっとした通り道
これが配線にとっても便利なのです!