建築家・奥村亜紀子さんのブログ「今日の一日をお気に入りの小説口調で書いて」

今日の一日をお気に入りの小説口調で書いて

2012/11/05 更新

先週、ふらっと立ち寄った書店でふらっと買った小説。



作品も作者の方も存じ上げないままに薄さが丁度良いので。



ところが、これがとても変わった文章で、まるで誰かの心の声をそのまま聞いているような....。

口語体というのともちょっと違うかな?

誰かに向かって丁寧に話しかけているわけでは決してない。



という訳で(どういう訳だ?)今日あったことを、この川上さん的文章でつづっていこう。



今朝はいつもより遅い時間に起きてもそれは誰にも迷惑をかけることはなく、それは毎日一番に起こさなくてはいけない息子が学校を休んで病院に行かなければならない事情があるからで。



昨日からめずらしく「頭がくらくらしてる」などと息子が言いだすものだから、これが何もない日に聞いたのならば「そんなんすぐ治るわ」で終わらせるのだけども、数日前に実は息子は上級生に後頭部や首を蹴られるという珍しい経験をしたばかりなものだから、私はもし脳に損傷などあっては心配だからと、わざわざ脳神経外科まで行くことにしたのです。



朝一で受付をし、大げさにもCT撮影をして頂き、診察で何も問題が無いと言われ、高くついた安心料でもある5千円の検査料を支払い終えたのが11:30.。



久しぶりだからと、息子と二人でデート気分でも味わってみようかとランチして家に帰りついたのが12:40。

車のドアをあけて地面に降り立った私のヒールの下には、息子の歯科矯正器具。

あんなプラスチックの繊細な道具が最近とても良く太った私の体重に耐えきれるわけもなく。



家の鍵も開けずにそのまま息子と向かった歯医者では2時間待ちだと告げられるも、壊れた器具を治すすべを持ち合わせていない私は、もう今日は一日この小さな人に付き合っていようと腹をくくるしかなかったものですから、いつ来ても座り心地の良い白いソファに深く座って5分後にはもう名前を呼ばれてしまい、結局は診察台の隣に置かれた丸いキャスター付の椅子に座ること1時間。



先生の診断の結果、息子の器具は案の定使い物にならないらしく、「新たに作り直しです申し訳ない」と何故かこちらが謝られて、お金をたくさん支払ってもらいすまぬという意味なのだろうか?などと推測。




川上さんのようには書けませんが、こういう文体で綴ると意外に正直な思いを表現しやすいものですね。

皆さんも一度こんな体で書いてみて下さい!

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