建築家・奥村亜紀子さんのブログ「大壁と構造用合板天井のおさまり」
大壁と構造用合板天井のおさまり
2012/12/05 更新
柱を壁の中に納める仕上げを「大壁」といいます。
ローコストの手法として良く使われる屋根下地材表しの際に、この大壁との取り合いをきれいに見せるテクニックをご紹介します。
ビニルクロスを天井材となる構造用合板に突き付けてしまうのはちょっと仕舞が良くないので、写真の様に隙間をとります。
ビニールクロス下地となるプラスターボードを、天井面より10㎜ほど下端に合わせて切断してもらいます。
それだけです。
するとちょっぴり影がかかって奥行感が出てきます。
来週のお引渡しに向けて現場はピリピリムード。
大工さん・内装やさん・左官やさん・電気工事に設備工事、サッシやさんとたくさんの業者さんが入り混じってます。
段取り八分、この業界では一番大切な業務です。