建築家・ナイトウタカシさんのブログ「親の近くに暮らす。設計は慎重に!」

親の近くに暮らす。設計は慎重に!

2020/01/04 更新

すがすがしい青空ですよね。

その下に鎮座する、二つの建物。



どっしりとした雰囲気の黒い和風の家。

直線的なデザインが特徴的なモダンな家。



この二つの家をご覧になって、

何か気が付いた方はいらっしゃいますか?



全然違うデザインですねって。

それも当たりの一つですが。。



この二つの家。

ただの隣近所ではありませんよ。



よく見てください。

カーポートの屋根が、両方の家の敷地にまたがってますよね。



そうなんです。



この二つの家。

親世帯の暮らす家と、子世帯が暮らす家なんです。



どちらが子世帯かは、一目瞭然ですよね(笑)





実は。

大きな敷地の中に、母屋(親世帯)が建ってて、

その脇にあった、納屋を解体。



そこを敷地として、子世帯が、家を別棟で建てた。

といういう流れなんです。





同じ敷地内に、二つの家を別棟で建てる。

ある意味、二世帯が暮らす家の一つのカタチです。



先日ご紹介したのは、一つの棟で中が完全に

分離していたのですが、こちらは、棟が分かれてますね。





ほどよい距離感をつくるという意味では、

物理的にも実現しやすくて、いいのですが。。



それ相応に敷地がないといけませんよね。



なので。

街中というよりは、郊外の広い敷地の時に

オススメのカタチになります。





世帯で完結した家を建てるんだから、

家がくっついたような二世帯住宅みたいな大変さは

ないと思われがちです。



でも。

それは大きな間違いです。





もともと暮らしている親世帯の生活スタイルは

しっかりと確保しながら、自分たちの暮らしを重ねていかないといけません。



子世帯のみでなく、親世帯とも、

しっかり対話しながら、家づくりを進めることが大事になります。





こちらの家づくりでは、スタート当初から、

そのコミュニケーションも含めて、関わらせていただく

ということを、約束していました。



もちろん。

しっかりと関わらせていただきましたよ!





親の近くに暮らす。

その家づくりをするためには、ただの設計士や

ハウスメーカーでは難しいと思います。



そういった家づくりに関わらせ手いただいた経験から、

強く、そう思いますね。



二世帯住宅。

そんな家づくりをする場合は、パートナー選びを

しっかりとすることをお勧めします。

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