建築家・ナイトウタカシさんのブログ「 足場が外れて、外観があらわに!」

足場が外れて、外観があらわに!

2020/02/27 更新

とある家づくりの現場です。(一枚目)



ついに!

足場が解体されて、外観があらわになりました。



といっても、

いたってシンプルなデザインですよね。

シンプルすぎかもしれません(笑)



でも。

この大人し目で、控えめな外観からは

想像できない、すごい家なんですよ。



何がすごいのかって?

それは、出来上がってきたら、ご紹介しますが、

その一端だけ。





空がしっかり見えてます。(二枚目)



こちらは、家の中にある庭なんですよね。

中庭とか、光庭なんて言われます。



実際。

この庭があるだけで、家の中は、この時期で

相当な明るさを実現できていたりします。



さらに。

この画像の中にも見えていますが、

2階には、バルコニーがあって、そこが信じられないほど

日当たりがよくて、ビックリします。



この時期でしたら、日向ぼっこしながらビールを飲む。

そんな時間もいいでしょうね。



これから、一気に仕上がっていきます。



出来上がったら、またこちらでご紹介しますね。



午後は、別の現場へ。(三枚目)



現場監督はじめ、大工さんや関係者が集まって

打ち合わせでした。



弊社の場合、現場には、必ず週に1度は出向いて、

関係者と定例で打ち合わせをします。



当たり前と思いましたか?



実際そうでもないんですよ。

設計士によっては、工事は工務店任せ、

要所のタイミングだけ(例:検査とか)で、

現場に顔を出すなんてところもあります。



実際、私が過去に勤めていた設計事務所では、

2週間に一度で、2時間までと決まっていたくらいですから。



ちなみに。

工事の監理をしてくれないのであれば、設計士に頼むメリットの

半分以上は、損をしてると思います。



しっかりと現場を見てくれるのか。

ヒアリングしてから、パートナー選定をしてくださいね。





そうそう。

画像の斜めの部材って何かわかりますか?



こちらは、制振ダンパーです。

地震の力を熱に変換する装置です。



こちらのお客様は、耐震性を最重要視しており、

耐震性能をしっかり確保するだけでなく、

保険として、制振ダンパーを採用されました。



それも一つの考え方ですから。



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