建築家・ナイトウタカシさんのブログ「外構のお話し(フェンスのこと)㉑」

外構のお話し(フェンスのこと)㉑

2024/02/16 更新

昨日は、敷地境界なんかに設置する
ブロックの種類をいくつかご紹介しました。

どこにどう使うのか。
コストバランスも含めて決めていく。
そんなスタンスがよいですね。

今日は、そのブロックの上に設置する
フェンスのお話ししていきたいと思います。

フェンスのことで、何かあるの?
って声も聞こえてきそうですが(笑)

もちろん。
カタログ見たり、ショールームで見て
お好みのデザインをセレクトでいいんですよ。

デザインは自由にセレクトでよいのですが、
それ以外のことで、よく話題になることを
お話しする感じです。

フェンスの高さについてです。

ちょっと思い出してみてほしいのですが。

建物の南側に庭があって、その先に道路がある。
そんな時、道路との境界に、目隠ししたような
フェンスになっていたりしませんか?

実際、ご近所を見てもらうと、
そういう家って、結構あると思います。


実際、設計中にフェンスをお話しになると、
道路側はプライバシー確保したいので、
目隠しフェンスにしたいということになります。

もちろん、目隠しタイプでいいんですよ。

でも。
ご近所のフェンスを見たとき、みなさんは
どう思いましたか?

道路を歩いていて、その建物を見たとき、
目隠しで視線が遮れていましたか?

全てとはいいませんが、目隠しは視界の下で、
建物は丸見えだったりすると思います。

そうなんです。
高さは低いと目隠しになりませんよね?

フェンスの高さって、規格だと1.2mほど
しかないので、大人の男性の目線を考えると
低すぎますよね。

だったら高くすればいいじゃない。
と思うかもしれませんが。。

高くする場合は、規格品を2段組み合わせる
ことになります。

さらに。
風の影響を大きく受けるので、相応の基礎にする
必要が出てきます。

つまり。かなりなコストアップになります。

もちろん完全に隠したいのであれば、
その費用はかけるべきなんだと思います。

ただ、隠しすぎると、防犯上よくないとも
言われているので、そこは考えどころですよね。
(外から見えないとフェンス内に侵入者が入っても
見えない=防犯上よくない)

いずれにしても。。
プライバシーを考えて、目隠しフェンスを1段。
ということであれば、あまり効果が得られないので、
目隠しでないフェンスで十分かなと思います。

もし、プライバシーを確保したいのであれば、
窓にシャッターやブラインドを設置して、
視線をコントロールする方が効果的でしょうね。

せっかくコストをかけるのであれば、
「なんとなく」ではなく、意図をもって、
採用していけるといいのかなと思います。

注目の建築家

ARCHITECT’S BLOG

建築家ブログ最新記事:RSS

「良い土地」に見えて少し…

ナイトウタカシ

2026.02.04
とても「良い土地」に見える。 ...

建築家:ナイトウタカシ

朝・昼・夜で表情が変わる土地

ナイトウタカシ

2026.02.03
土地を見るとき、 多くの方は 一度...

建築家:ナイトウタカシ

対話から生まれた世界に一つ…

相川直子+佐藤勤

2026.02.02
家づくりは、自分たちの生き方を見つ...

建築家:相川直子+佐藤勤

設計者と現場監督、双方の視…

本井公浩

2026.02.02
[設計者と現場監督、双方の視点から...

建築家:本井公浩

静かな土地と、落ち着ける土…

ナイトウタカシ

2026.02.02
土地探しの相談をしていると、 「...

建築家:ナイトウタカシ

建築家ブログ記事一覧へ

ISSUE

how to use

建築家オウチーノの使い方

FAQ -よくある質問と答え-

専用フォームで24時間お問い合わせ受け付けます

一般の方、建築家の方、不動産会社の方専用フォーム

TRUSTe

このページの先頭へ