建築家・ナイトウタカシさんのブログ「「だいたい」いくらかかるの?③」

「だいたい」いくらかかるの?③

2025/06/15 更新

昨日から、家づくりのパートナーを探してる
ご夫婦をもとにしたお話をしています。

パートナーを決めるため、どれくらいの金額で
家づくりしてくれるかを知りたいと思っている。

それを比較するため、坪単価を基準にします。

ただ、坪単価って、結構危うい金額なので、
それについて、改めて説明しています。

今日はその続きです。

とある坪単価の家があるとして。。

キッチンとかお風呂、トイレといった住宅設備は
どんな仕様なんでしょうか。

キッチン一つとっても、数十万円程度もあれば、
数百万のものまでありますから。

仮に。
キッチンで120万円差額があると、30坪であれば、
坪単価は4万円もアップすることになりますよ。

そのアップは、家づくりを具体的に始めてから
考えていけばいいんじゃない?

でも。
120万円の差があるかもしれない金額って。。
参考になるんでしょうかね。

こんなの選ばないでしょうというくらいの超安普請な
仕様が坪単価のもとになってたら大変ですよ。

照明器具だって、何もこだわりなければいいですが、
間接照明にしてみたり、スポットライトにするとか。

そもそも含んでいなければ、まるまる増額します。

ここまでくると。。
目安にさえならないのかもしれないって感じ始めて
いただけるんじゃないでしょうか。

もっといろいろとあるんですけど。
もうひとつ、大事な視点があるんですよね。

2025年時点ですが、物価がかなりな勢いで値上がり
してきているような社会情勢です。

モノだけでなく、建築関係も同じ流れの中にいます。

建材を取り扱う各主要メーカーは、いろんな建材の単価を
どんどんと値上がりさせてきています。

短いと、半年に一度、少なくとも1年に一度くらいは、
金額アップをしています。

この単価ってすごくて、値上がりした単価から、
さらに、その単価から値上がりするということは。。
いわゆる複利みたいに単価がアップしていきますから。

数年もすると、驚くほど単価はアップしています。

モノだけではありませんよ。
職人の手間も、だんだんとアップしてきてます。

つまり、仮に坪単価が有意義な基準だとしたら、
ここ数年で、ビックリするくらいアップしてるはずです。

でも。見た目を安く見せたい造り手は、そうもできず、
ボヤかして坪単価を公表することも。。

坪単価。
金額の目安として判断材料になりますか???

長くなったので明日に続きます。

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