建築家・ナイトウタカシさんのブログ「現場は着々と進んでいます。」

現場は着々と進んでいます。

2015/12/24 更新

昨日は、とある家創りの現場へ行ってきました。


大きな屋根が印象的な、和モダンの家。

ちょうど、外部は、外壁の下地を張ってくれていました。


大きな勾配屋根ということもあって、外壁の面積は大きめ。

職人とも話しましたが、想像以上にヴォリュームに、

思ったより時間がかかるとのことでした。


一枚一枚カットしながら張っていくので、

ほんと、コツコツになります。


次の工程は、来年になりそうですね。





内部では、和室周りに二人の大工さんが集中。

その他の造作工事は、ほぼ完了しているためです。


こちらは、床の間のある、カチッとした和室。

真壁(柱が見える)で、長押もまわります。

壁もクロスではなく、珪藻土を使った塗り壁。


お客様をおもてなしするための客間なので、

きちんとしておきたいということでした。


設計で、その方針は決めてあるのですが、

熟練の大工さんが二人で関わってくれてることもあって、

いろいろ意見交換をしました。


写真は、そのワンショットなのですが、

床の間の上にある壁(落とし掛け)の高さを決めるところ。


いろいろ試して、バランスを見て。

最後は、大工さんの感性に任せました。


私より、たくさんの和室を創ってきているはず。

そのバランス感覚は、相当だと思いましたし、

仕事もきちんとされているので、間違いないと感じたからです。


細かな部分で迷ったら、大工さんの感性に任せます。

とお伝えしてきました。


きっと、素晴らしい和室が誕生することなるでしょう。

愉しみですね。



三枚目の写真は、階段。

トップライトからの光が、いい感じです。

明るすぎず、暗すぎず。

ほどよい光の中で、安全に階段を使っていただけそうです。



現場では、監督をはじめ、大工さんや職人さんが、

コツコツと仕事を進めてくれています。


ほんと、頭が下がります。


全ては、いい家創りのため。

注目の建築家

ARCHITECT’S BLOG

建築家ブログ最新記事:RSS

リフォームで、夫婦関係が変…

ナイトウタカシ

2025.12.24
■ いつからか、家の中ですれ違って...

建築家:ナイトウタカシ

【自宅サウナ】「フィンラン…

ナイトウタカシ

2025.12.23
1. フィンランド式は「温度と湿度...

建築家:ナイトウタカシ

木漏れ日のような灯りと共に…

相川直子+佐藤勤

2025.12.22
一年を振り返る静かな夜。 家族が自...

建築家:相川直子+佐藤勤

20261/24(土)25…

本井公浩

2025.12.22
2026/1/24(土)1/25(...

建築家:本井公浩

アートは「好み」ではなく「…

ナイトウタカシ

2025.12.22
「どんなアートが好きですか?」 そ...

建築家:ナイトウタカシ

建築家ブログ記事一覧へ

ISSUE

how to use

建築家オウチーノの使い方

FAQ -よくある質問と答え-

専用フォームで24時間お問い合わせ受け付けます

一般の方、建築家の方、不動産会社の方専用フォーム

TRUSTe

このページの先頭へ