建築家・ナイトウタカシさんのブログ「現場から敷地調査、そして打ち合わせへ。」

現場から敷地調査、そして打ち合わせへ。

2019/04/12 更新

昨日、とある家創りの現場打ち合わせでした。



監督から、いくつか質疑があって、

それについて、検討し、方針を決定してきました。



詳細な図面を書いて、事前にチェックしているのですが、

それでも、現場で検討する必要があったりします。



ほんと。

建築家による工事のチェックって、すごく大事だなと思います。



そうそう。一名目の写真ですが。

主目的は、光です。



こちらの家は、南北に細長い敷地ということもあって、

LDKが、南北長手になっているんです。



西面は西日対策+道路なのでプライバシー確保のため

窓が一切ありません。



そこで。

リビングにある階段の吹き抜け上に、窓を設置してます。



写真は、その窓から差し込む光を映しています。



これだけしっかりと光が入ると、あとは

壁面に反射して、ずいぶんと明るいLDKになりそうなのが

わかります。



ちょっとした工夫なんですが、効果は絶大なんですよ。





二枚目。住宅街ですね。



実は、昨日、これから計画をする家創りのため、

敷地を視察してきました。



ものすごく、閑静な住宅街で、

南側に道路があり、しかも風通しも申し分なし。



将来にかけても、日差しを遮るようなことは

ないでしょう。



どれくらいの規模の家になるのか

まだわからないのですが、相当ゆったりしてても

採光に困ることはなさそうです。



午後、先日、プレゼンさせていただいたお客様と打ち合わせ。

(三枚目)


規模を少し大きくして、追加された要望が

しっかりと盛り込めるのかを説明するため、

3つの計画案をお持ちして、説明しました。



「3つ」がポイントですね。

だって。

1つでは、比較検討できませんよね。



間取りって、何を優先するのかで、

ほんといろんなカタチになります。



たとえば。



キッチンから洗面への家事動線が優先なのか。

リビング階段でお子様の様子を見るのが優先なのか。



総2階でスッキリしたデザインが好きなのか。

上下で家の大きさを変えていいのか。



その辺を引き出す意味でも、いろんな問いかけが必要です。



もちろんですが。

昨日は、しっかりとその辺引き出すことができました。

次回、まとめた要望を盛り込んだ案を提示予定です。



ちなみに。

昨日は、計画案の方向性と資金計画とのバランスを

納得していただいて、次回から正式に家創りを

ご一緒することになりました。



愉しみが一つ増えましたね。

ほんとありがたいです!

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