建築家・ナイトウタカシさんのブログ「外構のお話し(土間コンクリート2)⑩」

外構のお話し(土間コンクリート2)⑩

2024/02/04 更新

昨日は、駐車場の床仕上げによく使う
土間コンクリートについてでした。

大事なポイントとして。
その厚みとか、目地の必要性をお話ししました。

お任せすれば、当たり前としてやってくれる。
それも一つの考え方ですけど。。
せっかくなので、こだわってみるのもいいですよ。

割れ対策として、目地が必要という流れから、
もっと積極的に目地を取り入れる方法として
コンクリート間に、10-15cmくらいの隙間を
設けることがありますとご紹介しました。

その隙間にちょっとしたグリーンで埋めたり。
先日お話しした緑化ブロックほどではないですが、
殺風景な駐車場に表情ができますから。

見た目も実用性も効果的なので、
お好みでしたら、採用を検討してみてください。

そうそう。その隙間をつくる方法で、
気にした方がよいポイントをお話ししましょう。

一つ目は、隙間の幅です。


あまり狭すぎると。。
その隙間に入ったゴミが取れにくいですし、
植栽が入らなかったりすることも。

逆に広すぎると。。
メンテナンスはしやすくて、とてもいいですが、
段差が気になるかもしれません。

この隙間を駐車場に設置する場合って、
車と車の間で、ラインの代わりにする
ことが多いんですよね。

そのラインがあると、目印になるので、
駐車しやすいですから。

でも。
車から降りたときって、そのラインが
近くにあるので、段差があると、そこで
躓いてしまう可能性がありますから。

幅が広いと、より一層足がハマりやすいです。

大人であれば、まだいいのですが、
特に小さなお子様は、足のサイズが
大きくないので、より危険かも。。

もし、幅を広くしたいけど、安全にしたい!
ということでしたら、いいかどうかは別として。
砂利とか砕石でコンクリート高さまで、
埋め尽くすとよいかなと思います。

ただし。
経年で、砂利が飛んでいってしまったり、
地面に沈んでいくこともあるため、
定期的にチェックして、必要であれば、
補充していくとよいかもしれません。

二つ目は、隙間に入れるモノについて。

砂利や砕石については、上記した通り。

いやいや。せっかくだからグリーンにしたい!
ということでしたら、植栽を選びましょう。

例えば。
天然芝の場合は、雑草が生えるので
草刈りがいること。

それと、伸びてきた芝生をカットするのが
ハサミ等で手作業になります。

ちょっとした範囲ではありますが、
こういうメンテしないと、朽ち果てるかも。

もし手入れが気になるのであれば、
タマリュウを植える方が多いかもしれません。

長くなったので、今日はここまで。
明日に続きます。

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