建築家 山本浩三さんの作品事例
注文住宅の作品事例(52)
- 全ての作品事例(53)
- リフォーム・リノベーションの作品事例(1)
- その他の作品事例(0)

代沢の家
| 建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
|---|---|---|---|---|
| 注文住宅 | 都市部 | - | 2019年 | 東京都 |
高低差のある角地に建つ3階建ての住宅です。建て主はご夫婦と2人の成人のお子さま。
それぞれが独立した生活の時間を過ごすため、できるだけ家族が干渉し合わない動線計画が求められました。そこで、3階建て住宅のオーソドックスな構成(1階に寝室と洗面・浴室、2階にLDK、3階に寝室)に、玄関を1階と2階に配置しました。3階の寝室へは2階の玄関をつかってアクセスすることができ、また、家族それぞれの来客者も1階を経由すくことなく2階のLDKにアクセスすることができます。さらに、2階のLDKを時間の過ごし方が異なるリビングとダイニングキッチンとに分節し、ダイニングキッチンにはパントリーや、ミセスコーナーといった家事機能も持たせ、木箱に納めました。

SM-HOUSE(杉並区)
| 建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
|---|---|---|---|---|
| 注文住宅 | 住宅密集地 | - | 2010年 | 東京都 |
全体的にはシンプルですが、無機質なイメージは避けました。外部の縦格子や、シンボルツリーの竹、玄関の沓脱石、キッチンの小上がりと、「和」の要素を取り入れております。

NN-HOUSE(江東区)
| 建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
|---|---|---|---|---|
| 注文住宅 | 住宅密集地 | - | 2012年 | 東京都 |
敷地周辺は2階~5階建ての建物が並ぶ商業地域。この立地条件の中で、中庭やルーフテラスを持つ開放的な空間を求められました。周囲の建物の高さや窓の位置を踏まえ、また密集地の中の「抜け」のある方向に対しは、積極的に開口や窓を設け、周辺状況に応じた形態計画としました。結果、道路側は水平、垂直の構成からなる「静的」な表情に対し、裏側(テラス、中庭側)は斜めのラインがプラスされた「動的」な表情となり、内部の用途や空間が自然なかたちで外部へと顕すことができました。

桜新町の家
| 建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
|---|---|---|---|---|
| 注文住宅 | 都市部 | - | 2019年 | 東京都 |
前面道路が車や人通りがある公道ではなく緑道ということもあり、子供たちが外で遊んでいても中から気配が感じられるように、中から外へ開いた計画としています。2階に配置したリビング、ダイニングキッチンは緑道からそれぞれ手前と奥側になりながらも、雁行に配置することで奥側のキッチンからはリビングはもちろんの事、緑道も見通すことができます。また、最上階のルーフバルコニーは吹き抜けを通じて視線を繋げると同時に採光も取り入れており、これにより、周辺環境(外部)との関わりをより加速させています。

西早稲田の家
| 建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
|---|---|---|---|---|
| 注文住宅 | 都市部 | - | 2019年 | 東京都 |
2階のLDKは水平方向の広がりを確保するため、オーバーハングしながら建ぺい率いっぱいに床面積を確保し、垂直方向は3階の床面積に影響のない範囲で、小さいながらも敷地の角側に吹き抜けを設け、その上部に折れ曲がったハイサイド窓を設置し、視線を高い位置に誘導することで広がりを感じられるようにしました。

多摩川の集合住宅
| 建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
|---|---|---|---|---|
| 注文住宅 | 都市部 | - | 2020年 | 神奈川県 |
事業物件という特性から現状において容積を最大限に確保しながらも将来を見据え、建物本体はRC造、セットバック部分は鉄骨造とし、道路拡幅時には鉄骨部分を切り離して、残された建物本体でも自立可能な構造計画とした。
鉄骨部分は赤茶に染めた水平のALC壁、開口、ルーバのみとし、これらが本体のRC造を取り囲む構成とすることで、階ごとに開口の大きさ、位置をランダムに変えられ、凝固な印象を持つ壁式RC造に軽快なファサードを実現している。

浜田山の家
| 建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
|---|---|---|---|---|
| 注文住宅 | 都市部 | - | 2020年 | 東京都 |
静寂な住宅地に建つ住宅。建ぺい率40%、容積率80%と周辺環境に相応しい敷地面積に対しての各割合。2019年6月、建築基準法の準耐火建築物(準防火地域)に対して建ぺい率10%の緩和が施行された直後の計画でした。角地以外での建ぺい率10%の緩和は、住空間のバリエーションが増えます。
この住宅では、建ぺい率MAX50%(10%の緩和)を用いて1階に容積を50%、残り30%を2階に振り分け、上下階の差、20%で屋根を持つテラスを設えました。

上大崎の家
| 建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
|---|---|---|---|---|
| 注文住宅 | 都市部 | - | 2021年 | 東京都 |
建物外周部の窓はプライバシーを優先し、最低限の窓を設け、3階の北側は斜線により削り取られるため、床面積の確保に有効な2階の北側中央にテラスを配置した。リビングとダイニングキッチンとを分断するかたちとなる配置ではあるが、テラスとの境界線であるサッシを最大で高さ2.5m×巾2.7mとし、可能な限りサッシの縦のラインを消し、コーナー部にありがちな柱を無くすことで、両者の距離を縮めました。結果、住宅の中に大型の水槽ならぬ、言うならば「光槽」のような空間、または機能が現われ、北側からの安定した光が住空間を明るく照らします。

小金井の家
| 建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
|---|---|---|---|---|
| 注文住宅 | 都市部 | - | 2021年 | 東京都 |
敷地の北側には道路を挟んで公園の森があり、これらを生活の中に借景として取り込めるようにリビングを北側に配置し、南側には各階に寝室を重ねて配置し、シンプルな勾配屋根で南北を繋げました。北側のリビングに南側からの採光を確保するために2階の中央にテラスを設けており、また、このテラスは北側が一層のため、公園の森も見ることができます。

流山の家
| 建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
|---|---|---|---|---|
| 注文住宅 | 郊外 | - | 2021年 | 千葉県 |
去年の春、弊社設計の住宅が掲載された雑誌「東京の若手建築家と建てる家」をきっかけにお問い合わせを頂き、家づくりが始まりました。家づくりを始める前は、マンションを購入し、リノベーションで検討されていたようですが、やはり何かが違うと、限界を感じられ、自分たちのライフスタイルに合わせた生活の器をと、一念発起し家づくりに至ったそうです。やはり、ご年配の方ほど既製の生活の器は窮屈に感じられると思います。








