建築家・柳沢伸也+柳沢陽子さんのブログ一覧

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建築家・柳沢伸也+柳沢陽子さんの記事 38件中 1~20件を表示

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どこを見ても、空間が貧相で質の低いワンルームマンションであふれています。 不動産サイトに掲載されたワンルームは、どれも間取りは同一で、 しかも専有面積10㎡~20㎡の小さなものばかり。 違いは、築年数と駅近かどうかで、せいぜいトイレが別か、近くにコンビニがあるかどうかです。 戦後復興ならいざ知らず、ここまで技術が進歩したにもかかわらず、 居住空間の質はあまり向上していないというのが事実です。 需要があるために、次から次へと建設さ...

模型の効用

2017/06/28 更新

建て主さんの小さな子どもが、目をきらきらさせながら 「ここはボクの部屋?」 と、模型を指さしていました。設計打合せ風景の一コマです。 私たちが、通常、基本設計に用いるのは100分の1の手のひらサイズ。 設計が進むと、50分の1サイズの少し内部を作り込んだ模型も良く作ります。 時々、欲しいと言われるので、竣工時にプレゼントしたりもします。 模型は誰もが理解できて、暮らしのイメージが広がるから重宝しています。 説明を受ける人には、...

オリジナルの洗面台

2017/05/30 更新

洗面台や浴室は、設計において、いつも迷うことのひとつです。 というのも洗面台や浴室は、一生懸命図面を描いても、 予算調整や工期短縮のために、既製品になってしまうことが多い部分だからです。 これまで、数多くの住宅を設計してきましたが、 幾度も、やむなく既製品に変更した苦い思い出があります。 写真の洗面台は、幸いにも、当初の設計通りにできあがったものです。 鏡上部に、間接光がはめ込まれていて、天井を明るく照らします。 また、足下は...

「書斎」といっても、建て主によって求められる「書斎」は多種多様です。 これまで、多くの書斎を設計してきましたが、 特徴は大きく2つに分けられます。 一つは、「男の隠れ家としての籠れる書斎」です。 「一坪書斎」など、小さくても空間的に区画されていて、 一人の世界に浸れるスペースです。 喫煙する人や、音楽をかけて仕事する人などに多く見られます。 また、趣味の本や雑誌などを読みふけったり、著作に 没頭する人にも向いています。 もう一...

友人N氏が築80年を越える古民家を購入し、セルフリノベーションする というので、解体のボランティアに参加した。 柱と梁を残して、外壁も内壁も自らで塗るという。 2階の床をぶち抜いて、吹抜のリビングを作るらしい。 解体作業をしながら、さらにプランニングの夢が膨らむという。 作業途中で、さまざまなものに出会った。 写真は、ふすまの表紙の裏に隠されていた昔の建具デザイン。 江戸情緒を思わせるかわいらしい意匠だ。 袋張りに使用した新聞紙...

ロフト階段の可能性1

2016/08/19 更新

この住宅の子ども室には、約5.5畳ほどの大きなロフトを設けました。 お子さんでも上り下りしやすいよう、勾配は緩くしました。 住宅のメイン階段としても良いぐらいの寸法です。 手すりは邪魔にならないよう壁側に設置しました。 一般的に、ロフトにははしごを取り付けたり、 階段にしてもぎりぎりの寸法になってしまいがちですが、 勾配の緩い階段とすると、アクティビティは格段に広がります。 ロフトでお子さんがおままごとをしたり、本を読んだり...

新年挨拶

2016/01/05 更新

明けましておめでとうございます。 昨年は、竣工・引き渡し後に建て主の方々から「ありがとう」と言ってもらえた年でした。 建築確認申請手続きから実施設計、さらには竣工引き渡しまでは、幾度も苦しい場面があるのですが、感謝の言葉をいただくと、それまでの苦労が一気に吹き飛んでいく気がします。 それぞれの家族が幸せにくらせる、世界でただ一つの住まいを目指して設計している私たちにとって、こうした感謝の言葉は、他の何にも代えがたい励みとなっ...

お花見デッキテラス

2015/04/06 更新

花見の季節は過ぎつつありますが、アウトドア本番の季節がやってきました。 これは少し前に改修設計した住宅のデッキテラスです。 逗子や由比ヶ浜の花火も見える絶好の地。 既存のバルコニーは、洗濯物を干すだけにしか使えないような広さだったので、 お花見や花火を楽しむのにちょうど良い広さに広げました。 材質は、メンテナンスのいらない再生木材です。 生活が楽しくなる家つくりのお手伝いができればと、いつも考えています。

リフォーム工事には思わぬドラマが続出します。 テレビでご覧のような劇的大改造を行う場合はなおさらです。 先日行ったマンションリフォームでも、思い出の残る出来事が一杯ありました。 あるメーカーのキッチンを入れようと建て主の方と最終決定した直後に、大雪でキッチン工場が倒壊し、製造不能に。 自然災害なので仕方ありませんが、搬入がストップしてしまいました。 キッチンを別のものに代替することも考えましたが、このときは施工時期を遅らせて希望...

食文化都市 鶴岡へ

2015/01/21 更新

学校給食の発祥の地はどこでしょう? 答えは、山形県鶴岡市です。 鶴岡市の私立忠愛小学校において昼食を提供したことが学校給食の始まりとされています。 お寺の住職が中心となって寺内に教育の場を設置したものの、子どもたちの大半が弁当を持参することができない貧しい家庭だったことから、住職一同が托鉢により浄財を募り給食を始めたようです。 126年前の昔から、食についてはとても関心が高かった土地柄なのです。 そんな鶴岡市が2014年12...

建築基準法をはじめとする既存の制度は新築のために作られていて、歴史的建造物の保存再生には適合していないのではないか、そうした問題意識から、東京弁護士会歴史的建造物部会の弁護士とJIA日本建築家協会再生部会のメンバーが、歴史的建造物の保存再生に関する諸制度を研究してきました。今回はその中間発表として公開研究会が開催されます。 歴史的建造物保存に向けた、新たな条例をすでに整備している先進の4自治体(京都、神戸、横浜、萩)のヒアリング結...

アール屋根の家は木造3階建ですが、東京都安全条例の新防火制度の対象地域内であるため、準耐火構造としなければなりません。 準耐火構造とするのに、一番簡単なのは柱・梁を石膏ボードで防火被覆することなのですが、この住宅では弧を描くせっかくの梁・柱を見せたい。 そこで、表面が燃えても構造体力上支障が出ないように、あらかじめ柱・梁を太くしておく「燃えしろ設計」という手法を用いることとしました。 構造計算上必要な寸法に35mmの燃...

アール屋根の家

2014/11/26 更新

実施設計が一段落した「アール屋根の住宅」です。 柱と梁が連続し、曲線を描くダイナミックな構造です。 階段室の吹抜を見上げると、この構造がリズミカルに見えてくることでしょう。 準耐火構造の木造3階建で、木製の梁を見せるために燃え代設計という工夫を行いました。

福島県の被災地で、公園と墓地の計画を手伝っている。 震災後1000日を過ぎて、復興住宅もまだまだの状況だが、 仮設住宅に住む被災者が一刻も早く墓地建設を望んでいると聞くと、 設計の社会的意義を感じる。 設計の参考に、池原義郎設計の西武所沢聖地霊園を訪れた。 大学1年製の時に、トレースを行った懐かしい建物である。 ランドスケープと建物が一体となった、品格のある美しい霊園だ。 池原義郎のデザイン力を改めて噛みしめることとなった。

築40年経った東北のとある中学校の改修計画に取り組んでいます。 目玉は、体育館改築に合わせて、中庭空間をドラスティックに改造すること。 使われていなかったテニスコートと中庭をつなげて、生徒が集い、語り、じゃれ合ったりできる広場を作りたいと考えています。 遊歩道やデッキテラス、あずまやなどの他に、心躍る装置群も画策しています。 ダンスステージ、哲学の庭、体験農場、ミニ牧場などなど、可能性は無限大です。 模型を見て、ワクワク...

鎌倉の戸建て住宅でリフォームを行いました。 細かく分かれて使い勝手が悪かった1階の部屋を、柱を抜いて広げることにしました。 提携している構造一級建築士に構造計算をしてもらい、補強方法を検討しました。 柱を2本き、その分、梁を鉄骨で補強し、両脇に2本の添え柱を付け足しました。 建物全体の構造計算も示したことで、安全性の検証ができ、建て主も安心したようです。 柱は抜けないと諦めていた狭い部屋が広々となり、これからゲストルーム...

ツリーハウス1

2013/06/19 更新

今度はこの木にツリーハウスを造ります。 ツリーハウスには昔から憧れがあり、いつか造ってみたいと思っていました。 子供の頃に読んだ、さとうさとるの「おおきなきがほしい」という絵本が、自分の原点になっているようにも思います。 せっかくなら息子が遊べるうちに造ろう!と思い立ち、田舎の家にあるこのクスノキで挑戦してみることにしました。 自然が相手なので、現場で手を動かしながら考えます。

ハイジのブランコ

2013/05/01 更新

GW前半は千葉の某所で、セルフビルドをしていました。 仕事ではなく、全くのプライベートです。 まず第一弾は、枝振りの良いクスノキに手製のブランコを取り付けました。 イメージは「アルプスの少女ハイジ」のブランコです。 取り外ししやすいよう、丸環とフックでロープを吊っています。 これから時間のある時に、いろいろ作っていこうと構想中です。

土地購入前の住宅相談

2013/04/17 更新

やなぎさわ建築設計室では、土地ご購入前の住宅相談をお受けしています。 土地と住宅を合わせた全体予算や、建ぺい率・容積率・高さ等の法的制限を検討し、マイホーム全体のイメージづくりを、建築士という立場からお手伝いいたします。 必要な建築工事費が分からないと、土地の予算も決められません。設計・監理料やその他にかかる経費を予め把握して、全体の予算内に収まるよう資金計画を立てることも重要です。 また近隣の地盤データや活断層等の情報収集...

1年目検査

2013/04/08 更新

昨年竣工した谷保の家の1年目検査に行って来ました。 この1年目検査は、住宅の不具合を確認して補修を行うための検査です。 工務店さんやお施主さんと一緒に、外部と内部を見て回ります。 木と漆喰の取り合い部分に若干の隙間が見られましたが、それ以外はほとんど補修箇所はありませんでした。 植栽も良い感じに育ってきています。 お施主さんからは、四季を通して快適に過ごせたと満足のお言葉を頂きました。 住宅に愛着を持って、大事にされて...

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