建築家・ナイトウタカシさんのブログ「主寝室にこだわってみる?①」

主寝室にこだわってみる?①

2024/09/05 更新

昨日までは、窓周りの暑さ対策のお話でした。

地域によっては違うかもしれないのですが、
南向きに家を建てるという考え方って、
深く根付いています。

南向きはいいけれど、昨今の夏の暑さへの
対策がないと、オーバーヒートしますので。

どの方法にするかは、比較検討するとして、
何らかは対策しておくとよいかなと思います。

さて。
今日からは、また違うお話です。

ご夫婦が就寝する部屋=主寝室について。
=を使いましたが、全てのご夫婦がそうでも
ないのですが。。

それはさておき。

主寝室ってどうしたいですか??
ってヒアリングの時にお聞きすると一番多いのは、

「希望のベッドが置ければいいですよ」

なんですよね。
つまりは、特にこだわりがないという意味です。

それって、その場所が寝るだけのスペースという
考え方によってるんだと思います。

そのせいか、広さでいうと、6帖が最低ラインかつ、
多く採用されます。

厳密には、部屋に入るドアの開き勝手とか、
クローゼットがあれば、その開き勝手や位置、
ベッドのレイアウトしだいではあるものの、
その広さあれば、ダブルベッドでも置けますよ。

それ以上にこだわることってある?
なんて声が聞こえてきました。

いろんな切り口で、全然違う主寝室になりますから。
どんな切り口があるのか、一つずつ紹介しましょう。

まず、最初は。。
先ほどまでのお話って、ベッドを置くということで、
床がフローリング仕上げの洋室ですよね?

あれ?なぜ、洋室なんですか?
タタミ敷の和室でもいいんじゃないですか?

いやいや。
布団畳むのって面倒なんだよね。
なんて声が聞こえてきます。

それって、畳むことが手間なので、それをなくしたい
という要望が反映された結果ですよね?

確かに、布団を畳むことって大変かもしれませんが、
それさえできれば、普段は部屋を広く使えますよ。

床に直接座ったり、横になったりしながら、
本を読んだり、スマホを見たり。。

ベッドの上という狭い範囲でなく、6帖という広さの
中で、自由にリラックスできますよ。

何もモノがない6帖の空間って、意外に広く感じます。

もしかして、
布団をこまめに干すという習慣がある方であれば、
布団を畳むこと自体は、さほど負担ではないかも。

あれ?
ベッドを置いて寝る部屋ではなく、
寝ることもできて、しかも寛げる部屋になりましたよ。

たかがそんなことですけど。。
暮らし方が全然違ってくるはずです。

どんな暮らし方をしたいか?
によって、主寝室だって、こだわってもよいかも。

ということで。
明日に続きます。

注目の建築家

ARCHITECT’S BLOG

建築家ブログ最新記事:RSS

「この土地っていいと思いま…

ナイトウタカシ

2024.10.13
昨日は、もしかしたらいい土地かも。...

建築家:ナイトウタカシ

「この土地っていいと思いま…

ナイトウタカシ

2024.10.12
昨日は、隣家を想定しながら計画した...

建築家:ナイトウタカシ

設立20周年記念イベントの…

井川一幸

2024.10.11
こんにちは!株式会社井川建築設計事...

建築家:井川一幸

竣工写真をアップします

本井公浩

2024.10.11
鎌倉市S邸新築工事 [完成しました...

建築家:本井公浩

「この土地っていいと思いま…

ナイトウタカシ

2024.10.11
昨日は、「いい」土地と言う意味では...

建築家:ナイトウタカシ

建築家ブログ記事一覧へ

ISSUE

how to use

建築家オウチーノの使い方

FAQ -よくある質問と答え-

専用フォームで24時間お問い合わせ受け付けます

一般の方、建築家の方、不動産会社の方専用フォーム

TRUSTe

このページの先頭へ