建築家 山本浩三さんの作品事例

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上落合の家
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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注文住宅 | 都市部 | - | 2022年 | 東京都 |
敷地は住宅密集地。都内の典型的な立地条件の一つである、前面道路幅員4mの敷地に建つ3階建ての住宅です。北側斜線により3階に寝室を配置するのが一般的ではあるが、この住宅では3階にLDKを配置し、斜線により削られる北側にテラスを設け、さらに3階上部に第2リビングと位置付けられるロフトを付加することで、LDKの空間の広がりを確保しています。暗がりになりがちな1階の中央にある玄関は、南向きにほぼ一直線に3階まで登る階段により、明るく照らされています。
北側斜線、道路斜線に沿って、建物高さ、建ぺい率、容積率、ロフト制限(小屋裏)全てにおいて最大限に確保し、建築のシルエットを決定している。

流山の家
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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注文住宅 | 郊外 | - | 2021年 | 千葉県 |
去年の春、弊社設計の住宅が掲載された雑誌「東京の若手建築家と建てる家」をきっかけにお問い合わせを頂き、家づくりが始まりました。家づくりを始める前は、マンションを購入し、リノベーションで検討されていたようですが、やはり何かが違うと、限界を感じられ、自分たちのライフスタイルに合わせた生活の器をと、一念発起し家づくりに至ったそうです。やはり、ご年配の方ほど既製の生活の器は窮屈に感じられると思います。

中野本町の家
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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注文住宅 | 都市部 | - | 2024年 | 東京都 |
プライバシーへの配慮から、道路に面する部分にはハイサイド窓を設置し、周囲からの視線を遮りながら柔らかな光を取り込んでいる。また、北側には斜線制限に沿った勾配屋根とトップライトを設け、安定した自然光が室内に降り注ぐ設計としている。さらに、キッチンはダイニングとスタディスペースの間に配置し、家族の様子を見渡せるレイアウトとすることで、料理をしながらも自然とコミュニケーションが生まれる場をつくっている。シンプルな形態の中に、プライバシー、採光、家族のつながりを考慮した設計とし、都市住宅としての快適性を最大限に引き出す住まいを目指した。

目白の家
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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注文住宅 | 都市部 | - | 2024年 | 東京都 |
都市部ではプライバシーを確保しながら、心地よい光を取り入れることが重要になります。この住まいでは、道路に面する窓を設けず、外観を一枚の壁で構成することで、シンプルかつ落ち着いた佇まいをつくりました。一方で、斜線で削られたボリュームは圧迫感を軽減し、街並みに馴染む柔らかなシルエットを生み出しています。外部に対して閉じながらも、内部は開放的な空間を確保するために、主な採光は吹き抜け上部から取り入れています。高窓から柔らかい光が降り注ぎ、時間の移ろいとともに変化する光の表情を楽しむことができる住まいとなっています。天井には温かみのある木材を使用し、天井に梁を現しにすることで、構造そのものをデザインに取り入れました。

浦安の家
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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注文住宅 | 都市部 | - | 2024年 | 千葉県 |
リビングから伸びたカウンターがそのまま中庭へ延長し、屋外ではベンチとして利用できるように計画されており、日常生活の中で自然に外部へ出てくつろぐことができる。スチール製のオープン階段を採用することで、リビングから2階への視線や光の抜けを妨げず、プライベートスペースにも十分な採光と通風がもたらされる。外装には塗り壁のような質感を用い、柔らかな曲線と直線的なボリュームの対比が街並みに程よい存在感を与えている。内装は明るい木質のフローリングや落ち着いたトーンの壁・天井をベースに、黒いスチールなどのアクセントを加えることで、シンプルながら上質な雰囲気を演出している

世田谷の家
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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注文住宅 | 都市部 | - | 2017年 | 東京都 |
1階の中庭は玄関とリビングを繋ぎ、2階のテラスは洗面室と主寝室とを繋いでいます。
異なる用途のスペースが外部を介して繋がることで
生活に自然を取り込んだ新たな動線が生まれます。

千歳船橋の共同住宅
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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注文住宅 | 都市部 | - | 2017年 | 東京都 |
北側に桜の木々が立ち並ぶ敷地環境に、オーナーの趣味である造園スペースを重ね合わせ、
トンネル状のアプローチで南側道路とを連結しました。
本来、配置上「裏庭」となるこの北側のスペースは、建物の「前庭」として機能しており、
又、居住者全員が享受できる「中庭」としての機能を目的としています。

多摩川の家
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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注文住宅 | 住宅密集地 | - | 2016年 | 東京都 |
部屋の用途に応じて木の躯体を現した住まいの箱に、玄関のアプローチと1階の土間とを繋ぐ庇、土間の広がりと目隠しを兼ねた木塀、2階リビングの窓とルーフバルコニーを繋ぐ植栽用の大きな額縁を設えました。
夏には大きな緑のカーテンが現れ、冬には庇に雪が積もり、木塀は経年により表情が変化します。
住まい手と家とが同じ時間を過ごすことのできる暮らしを意図しました。

椿の家
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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注文住宅 | 住宅密集地 | - | 2014年 | 東京都 |
クライアントの要望である太陽光パネルを設置する勾配屋根は、この規模の住宅が必要とするパネルの枚数分から、大きさを決定し、周辺建物の影を受けにくい敷地の中央に配置した。さらに勾配屋根を天井と一体となったプレーンな形状にし、等間隔の柱で持ち上げ、この架構を、東西から陸屋根を持つボリュームで支えた。
結果、内部には勾配屋根と、陸屋根のレベル差により開口が生まれ、東西の陸屋根の巾により、平屋の床に隣接する建物を払拭した空が現れた。

下井草の家
建築種別 | ロケーション | 予算帯 | 竣工年 | 都道府県 |
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注文住宅 | 都市部 | - | 2016年 | 東京都 |
この住宅は建ぺい率50%、容積率100%の敷地に建っており、
建ぺい率いっぱいに、1階にLDK、水廻りを、2階には個室を配しています。
残り50%を駐車スペースやアプローチに、そしてリビングと同じ大きさの中庭を確保しました。
当然この中庭は建ぺい率には算入されません。建ぺい率の低い敷地ほど外部を積極的に取り込む計画ができます。