リビングのプランニング、成功の秘訣
家族が集まるリビングは、住まいの中でもっとも重要な部屋のひとつです。自然に人が集まり、長時間快適に過ごせるようなリビングをつくるために、動線計画やゾーニング、インテリアなど、さまざまなポイントをここでチェックしておきましょう。
リビングのプランニングで知っておきたいこと
●配置のポイント
皆が自然に集まるリビングをつくるには、あらかじめ各部屋との動線をチェックして、外出時や帰宅時などに家族の動向がさりげなく伝わるような場所に配置するとよいでしょう。家族同士の接点が自然に生まれ、皆が集まりやすくなります。また、日当たりや風通しの良さを重視するなら、1階ではなく2階をリビングにするのもおすすめです。
●つながりを考慮したリビング
リビングには、LD・LDK・ 独立型Lといった基本となる型があります。どの型のリビングにするかを決めるには、まずは、現在リビングをどのように使っているのか、家族はリビングで何をして過ごしているかをチェックし、家族のライフスタイルにマッチしたリビングとなるような計画を立てましょう。
リビングは面積よりも開放感
●開放感で広さを演出
リビングの広さが充分に取れない場合でも、「開放感」を演出することで広々と感じられるようになります。リビングをひとつの部屋としてくくらずに廊下や階段を取り込んだり、吹き抜けの高い天井にするといった工夫が有効です。
●エクステリアを室内に取り込む
庭とのつながりを演出したアウトドアリビングも魅力的です。大きな窓から日差しをふんだんに取り込めば、観葉植物を並べてサンルームのように使うこともできます。2階にリビングを配置する場合は、バルコニーを広くとるとよいでしょう。
個性派リビングをつくろう
●暖炉のある部屋
暖炉はインテリア性が高く、見る人の目と心を和ませる効果もあります。ただし、暖房器具として考えた場合、熱効率あまり高くありません。暖炉の他にも主軸となる暖房設備を別途導入することも検討しましょう。
●和風のリビング
和風のリビングには、畳なので夏は素足が気持ちよく、冬はこたつでゴロゴロできるという、洋室にはない楽しみもあります。また、床の部分と畳コー ナーに段差をつけておくと、ソファに掛けている人と和室にいる人との目の高さが揃い、リビングに統一感が生まれます。
●床でくつろぐリビング
ソファ+テーブルはリビングの定番ですが、最近では「床でゴロゴロできるリビング」も人気です。リビングがフローリングなら、床暖房を組み込めば素材感を活かしたまま快適に過ごせるリビングになります。
家具をアクセントに空間をつくろう
●スペースを考えたレイアウト
家具をレイアウトする際、置くスペースを確保することはもちろんですが、椅子とテーブルとの距離や通路、作業スペースといった「ゆとり」の部分も考慮しておきましょう。また、テレビの配置では、ダイニングやソファに座った時の目線の高さ、テレビとの距離なども踏まえて置き場所を考えましょう。
●家具選びではここがポイント
家具を選ぶ際は、素材や色、デザインなどを統一するという基本を守りつつ、随所にアクセントを加えましょう。床や壁、天井の面積の多くを占める部分の色や素材も考慮に入れながら、トータルに考えてプランを立てるとよいでしょう。
●家具を間仕切りとして活用
リビングとダイニング・キッチンがつながった間取りは開放感がありますが、壁面が少なく、家具の配置が難しくなります。このような場合は、低めのキャビネットやオープンシェルフの飾り棚などを間仕切り家具として採り入れてみるとよいでしょう。
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上記の記事は、2011年7月25日現在のものです。掲載情報の著作権は株式会社オウチーノ(以下:弊社)に帰属します。情報内容は保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。予めご了承ください。