中古住宅のリフォーム、物件選びは慎重に!
近年、リフォームを前提として中古の住宅を購入するというケースも増えています。中古住宅のリフォームは、新築の購入に比べて費用を抑えられるほか、建売り住宅にはない自由なデザインを実現できるといったメリットがあります。ここでは、こうした中古住宅のリフォームに必要な段取りや注意点について紹介します。
物件探しとリフォームの依頼をどう考えるか?
中古住宅をリフォーム前提で購入する場合、中古住宅購入は不動産仲介業者に、リフォームはリフォーム会社に依頼することになりますが、不動産仲介業者がリフォーム専門の部門を持っていたり、リフォーム会社が不動産専門の部門を持っていたりすると、これら2つの作業がスムーズに進みます。物件選びからリフォームのプランニングまでを一貫して相談できれば、さまざまな要望に柔軟に対応してもらえる、計画がスムーズに進むなどのメリットがあります。
ただし、この方法には「相見積もりが取れない」というデメリットもあります。そのため、「それならやはり中古物件は自分で探したい…」と考える人も多いでしょう。そこでオススメなのが、リフォームO-uccino(オウチーノ)の「内覧同行サービス」です。購入前に、プロが中古物件の内覧に同行してくれるので、「この物件でどんなリフォームができるのか?」について、納得がいくまで説明してもらえます。内覧同行サービス自体は無料なので、積極的に活用しましょう。
予算の組み方での注意点
予算の組み方にも注意が必要です。
まず、全体の予算は、「物件の価格+リフォームの費用」を考えて組みましょう。中古住宅を購入する際も、リフォームにかけられる費用をあらかじめ不動産業者に伝えておけば、予算を考慮した物件を紹介してもらえることもありますし、値引き交渉に応じてもらえる可能性もあります。
リフォーム前提で中古住宅を購入する場合、予算の考え方として、周辺の新築物件の価格を参考にするとよいでしょう。具体的には、中古住宅の価格とリフォームの費用の合計が、周辺の新築物件の価格の70〜80%程度となるように予算を組むのが理想的です。どうしてもこの金額を超えてしまう場合は、リフォームのプランを変更して費用を抑えるか、思い切って新築物件の購入を検討する方が良いかも知れません。
一般的に、リフォーム前提での中古住宅購入は、新築物件よりもコストを抑えられると言われていますが、構造の老朽化が激しいため解体が必要になったり、法規的な面から建て替えがしにくかったりすれば、かえって高額となるケースもあります。このあたりについても充分に検討し、賢い選択ができるよう準備しておきましょう。
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