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押さえておきたいトイレの常識

トイレを家の中のどこに配置するかは重要なポイントです。洗面室や浴室などの水廻りとの関連性が高いため、これらとセットで考えるようにしましょう。ここでは、トイレの主なレイアウトプランと特徴、また、便器の洗浄方式の種類とそれぞれの特徴についても紹介します。

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プランとトイレの考え方

●サニタリープランの考え方

サニタリーは、家族全員が最も使いやすい場所に設けるようにします。また、配管工事が必要となるため、施工コストや騒音、臭気の処置、メンテナンス、プライバシーなどの面から考えると、1か所にまとめてゾーニング(配置計画)した方がよいでしょう。プランとしては以下の3つが挙げられます。
1.独立型
日本の住宅で最も多く見られる、トイレと浴室、洗面がそれぞれ独立したプラン。人数の多い家庭に向いています。

2.折衷(連続)型
1つの空間の中で、トイレ・洗面スペースと、浴室スペースの2つに区切って使うタイプ。トイレ・洗面の空間は脱衣室としても使用できます。

3.スリーインワンスタイル
1つの空間にトイレ、洗面、浴室すべてをまとめたタイプ。省スペースで、広さが感じられるという特徴があります。

●トイレスペースの大きさ

トイレスペースは135×90cm程度、また出入り口は最低でも55cm、できれば60cmは欲しいところです。

●ドアの開き方にも留意

外開きのトイレドアは、事故を防ぐためにも廊下などでの人の動線を考慮して配置します。なお、引き戸は最も省スペースな方法ですが、静音化のために戸車やレールは慎重に選びましょう。

●トイレの床材

ふき掃除をすることが多いため、ふき掃除に適した材料を選ぶようにします。
1.タイル張り
タイル張りでは、防水をしたうえで、排水口から水が流れるようにします。

2.木質系床材張り
フローリング材を使う場合は、ウレタンコートなどが施された耐水性のあるものとしましょう。

3.クッションフロア
最も手軽に利用できますが、濡れると滑るほか、施工が悪いと接着部分がはがれて浮く場合があるので注意しましょう。

●トイレの収納

トイレの収納は、奥行きが17cm 程度あれば、トイレットペーパーやタオル、生理用品、薬品類、幼児の下着などの収納には十分です。ただし、出し入れの効率を考えて、奥行きを浅く、高さは天井近くまでとるとよいでしょう。また、施工時に壁の厚みを利用した半埋め込み型の収納とするとスペースが広がります。さらに目隠しのため、扉は必ず付けるようにしましょう。天井いっぱいの吊り戸棚も検討します。

トイレの設備プラン

●トイレスペースの広さと設備

トイレのスペースは、間ロ70〜75cm以上、奥行き120〜125cm以上が最低条件となります。またトイレの扉は、中で人が倒れた際に外から開閉できるよう、外開きとしたほうが安全です。

●トイレと換気

トイレによろい戸式のガラスを使ったジャロジー窓(クランク・ハンドルを回して開閉する)などを設置すれば、自然換気の一助となるうえ、採光も確保できます。換気扇は、空気の入る場所から離れた位置に設置すると換気効率が上がります。

●手洗い一体型と分離型

スペースに余裕があるなら、手洗いを別に設けたいところです。最近では、省スペース化が図られた埋め込み型や薄型の製品も登場しています。また、手洗いから乾燥までを全自動でできるものや、足踏み式のセンサーで水洗の操作ができるタイプもあります。

●温水洗浄便座

温水で洗浄、温風で乾燥させるタイプ。洗浄水の供給方法によって水道直結型とポンプ加圧型がありますが、水道直結型は給水圧力の低い地域や2階トイレには適しません。また最近では、着座センサーや、温水噴射ノズルの位置調整などができる機種もあります。さらに、防臭・脱臭機能や暖房機能が装備された製品もあります。

●トイレの照明

トイレには通常、40ワットから60ワットくらいの明るさの照明が必要ですが、広さや機種によって異なります。また、収納棚の開閉時にぶつからないよう設計する必要があります。

●トイレと暖房

トイレ用の暖房には、主に次のようなものがあります。それぞれに特徴があるので、状況に合わせて選択しましょう。
1.温風ヒーター
省スペース性や安全性を重視するなら、壁埋め込み型の検討を。サーモスタット付きのタイプを24時間連続運転するとさらに快適になります。

2.赤外線輻射暖房
熱が直接体に伝わる輻射暖房は、トイレ使用時など一時的な使用であれば効果的です。

3.パネルヒーター
薄型で省スペースですが、即暖性が低く、24時間稼働させると効果が上がります。

4.暖房便座
便座をのみをあたためるので、他の暖房器具と併用するとより快適になるでしょう。

洗浄方式で選ぶ、トイレの種類

便器のデザインや性能は、洗浄方法によって異なります。主な種類は以下の5つになります。

●洗い出し式(和風)

最も低価格なタイプ。臭気が発散しやすいほか、乾燥面が広いため汚物が付着しやすいという欠点があります。

●洗い落とし式(洋風)

洗浄水の勢いで汚物を排出する、低価格で最も普及しているタイプ。汚物が水中に沈むため臭気は少ないが、汚物が付着しやすいという難点もあります。

●サイホン式(洋風)

屈曲した排水路に水を満たし、サイホン作用(便器の水を吸引する作用)で排出するタイプ。洗浄能力に優れています。

●サイホンゼット式(洋風・和風)

ゼット穴と呼ばれる噴出口から水を噴出してサイホン作用を起こさせるタイプ。排出能力が高く、汚物の付着や臭気が少ないのが特徴です。

●サイホンボルテックス式(洋風)

タンクと便器を一体化したタイプ。汚物の付着や臭気が少なく、排水音も静かなのが特徴です。

上記の記事は、2011年7月25日現在のものです。掲載情報の著作権は株式会社オウチーノ(以下:弊社)に帰属します。情報内容は保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。予めご了承ください。


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