建築家・ナイトウタカシさんのブログ一覧

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建築家・ナイトウタカシさんの記事 3788件中 121~140件を表示

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■ “なんとなく”で決めていませんか? リフォームや建て替えを考えるとき、まず気になるのは「お金」です。 でも、多くの人が最初に口にするのは「いくらかかるんですか?」という質問。 実は、ここに落とし穴があります。 金額の大小よりも大事なのは、「そのお金で何を叶えたいのか」という目的を明確にすること。 それを整理しないまま進めてしまうと、 「もう少しこだわればよかった」 「予算が足りずに中途半端になった」 そんな後悔につながってし...

承知しました。 テーマ 「二世帯住宅は建て替えとリノベ、どちらが正解?」 について、親世帯・子世帯のリアルな悩みに寄り添いながら、建築家として中立的かつ現実的な視点でまとめた1100文字のコラムを以下にご提案します。 二世帯住宅は建て替えとリノベ、どちらが正解? 二世帯住宅を考えるときに、多くのご家族が最初に悩むのが、 「今の家をリフォーム(リノベ)するか、それとも建て替えるか」 という選択です。 どちらが「正解」という単純な...

家に帰ってドアを開けた瞬間、ふと感じる“におい”。 それは、その家の「空気の履歴」を物語っています。 食事、洗濯、湿気、ペット、そして人の体温。 毎日の生活で生まれるにおいは、実は空気の質と密接に関係しています。 「におい」は単なる不快感ではなく、家の“健康状態”を知らせるサインでもあるのです。 においの正体とは? においの多くは、**揮発性有機化合物(VOC)**と呼ばれる微粒子です。 料理の油煙、洗剤や芳香剤...

ピアノやヴァイオリンの音が思いのほか外に漏れる。 また、上階の足音や振動が下の階に響いてしまう──。 防音のご相談でよく聞くこの2つの悩み。 実は、どちらも「空気の振動」と「床の響き」という、音の“伝わり方”の違いに関係しています。 1. 音には2つの伝わり方がある 音は、空気を震わせて伝わる「空気伝播音」と、 建物そのものを震わせて伝わる「固体伝播音(構造伝播音)」の2種類があります。 たとえばピアノを弾いたとき、音その...

車椅子を使う人にとって、家の中で「自由に動ける」ということは、単なる便利さではなく、自立と尊厳を守ることに直結します。 しかし、多くの住宅では、段差や狭い通路、使いづらいドアの位置など、日常生活を制限する要素が潜んでいます。 ここでは、車椅子でも快適に、そして自然に暮らせる家をつくるためのポイントを考えてみましょう。 1. 「通れる」だけでなく「回れる」空間を 図面上では通路の幅を確保していても、実際に生活してみると方向...

「サウナ=一人の時間」 そんなイメージを持つ人も多いかもしれません。 確かに、自分のためだけの静かな時間は格別です。 けれども最近は、自宅サウナを**家族と共有して楽しむ“共用型サウナ”**として設けるケースが増えています。 サウナがあることで、家族が自然と集まる。 そんな“小さな団らんの場”をデザインすることができるのです。 ■1. 家族で使うなら「温度設定」が鍵 家族それぞれ、サウナに求める温度は違います。 本格...

「書」と聞くと、少し堅苦しい印象を持つ方もいるかもしれません。 けれども本来、書は“文字を書く技術”ではなく、線で心を表すアートです。 それは言葉を超えた表現であり、暮らしの中に静かな力をもたらしてくれるもの。 現代の住まいにも、書は意外なほどよく馴染みます。 むしろ、色や形で満たされた時代だからこそ、「線と余白」で語る美しさが際立つのです。 1. 線が呼吸するアート 書の魅力は、線にあります。 太さや勢い、かすれ、...

■ どこに相談すればいいのか? 家を建て替える、あるいはリフォームを考えたときに、最初に迷うのが「どこに頼むか」です。 検索すると、設計士、工務店、ハウスメーカー……とさまざまな選択肢が出てきます。 でも実は、この3者には得意・不得意がはっきりあります。 価格だけで選ぶと、後になって「思っていたのと違った」ということにもなりかねません。 それぞれの特徴を理解することが、納得のいく家づくりの第一歩です。 ■ ハウスメーカーの強...

二世帯住宅を検討するご家族から、よく聞かれる質問があります。 「二世帯住宅って、光熱費が高くなるんですか?」 答えは一言で言えば「設計次第」です。 同じ二世帯住宅でも、暮らし方と設計の工夫によって、光熱費の差は月に数千円〜1万円以上になることもあります。 では、どんな工夫をすれば快適さを保ちながら光熱費を抑えられるのでしょうか? 1. 二世帯住宅の光熱費が高くなりやすい理由 一般的に、二世帯住宅の光熱費が上がる理...

家の中の空気は、目に見えません。 だからこそ、多くの人が「換気」の大切さを忘れがちです。 けれど、空気の質は、家族の健康や気分、集中力にまで深く関わっています。 私はこれまで数多くの住まいを設計してきましたが、“換気の仕方”を変えただけで、家族の体調や暮らし方が本当に変わったという声をたくさん聞いてきました。 換気は「新しい空気を入れること」ではない 多くの人が「換気=外の空気を入れること」と考えていますが、実はそれ...

「壁を厚くすれば音は漏れない」──そう思っていませんか? 実は、防音性能を大きく左右するのは窓とドアです。 どんなに壁や床をしっかり施工しても、音の出口となるこの2か所の対策が不十分だと、“音の逃げ道”ができてしまいます。 1. 音は「空気」と「すき間」から漏れる 音は空気の振動です。 つまり、わずかなすき間があるだけで、そこから簡単に漏れ出してしまいます。 特に窓やドアのまわりは、構造上、開閉に必要な“遊び”がある...

介護や車椅子での生活を支えるために、手すりやスロープ、昇降機などを設置する。 そんなとき、多くのご家庭がまず相談するのが「福祉用具業者」ではないでしょうか。 福祉用具の専門知識を持つ彼らは、道具や設備の提案に長けています。 しかし、そのまま「家づくり」まで任せてしまうと、後悔につながるケースが少なくありません。 なぜでしょうか? 1. 福祉用具の専門家=暮らしの設計者ではない 福祉用具業者は、個々の製品の使い方や安全...

「子どもも独立したし、自分の時間を少し贅沢に過ごしたい」 そう考える男性が増えています。 ガレージや書斎、使っていなかった部屋を、自分のための“隠れ家”に変えるリノベーション。 その中でもいま注目を集めているのが、サウナを中心にしたプライベート空間づくりです。 “隠れ家サウナ”が満たす3つの欲求 自分のペースで整う自由  誰にも気を遣わず、自分だけのリズムで「ととのう」ことができる。  仕事終わりや週末の朝など、思い立った瞬...

カラフルな絵や写真は目を惹きますが、時が経つにつれて少し“疲れる”ことがあります 一方で、白と黒だけのモノクロアートは、不思議と飽きることがありません。 それは、色を削ぎ落としたその先に、形・光・リズムといった本質的な美しさが残るからです。 1. 情報を減らすことで“感覚”が研ぎ澄まされる モノクロの世界では、色がない分、見る人の感覚が敏感になります。 輪郭の強弱、光と影のバランス、素材の質感…。 普段は見過ごして...

■ 「そろそろ直したい」と思ったら 築20年以上の家では、水回りの老朽化や断熱性能の低下、段差の不便さなど、暮らしの小さな不満が積み重なってきます。 「お風呂が寒い」「キッチンが使いづらい」「そろそろ外壁を塗り替えたい」――そんなきっかけから、多くの人がリフォームを考え始めます。 でも実際に調べてみると、「部分リフォーム」「全面リフォーム」「リノベーション」など似た言葉が並び、どれが自分に合うのかわからない…。そんな声...

二世帯住宅の計画を始めると、最初にぶつかるのがこの問題。 「家づくりの主導権は、親世帯と子世帯のどちらが握るといいのか?」 家を建てるという行為は、単なる“モノづくり”ではなく、家族の関係性そのものを再構築する作業でもあります。 だからこそ、誰がリーダーシップを取るかは、設計そのものに深く関わってくるのです。 1. 親世帯主導のメリットと注意点 親が土地を所有し、資金も出すケースでは、自然と親世帯が主導する流れになりま...

「風通しのいい家にしたいんです」 そう話す方はとても多いのですが、実際に“風”や“空気”を設計できている家は、意外と少ないものです。 単に窓を開けて風を通すだけでは、快適な空気の流れは生まれません。 空気は目に見えないけれど、確かに“空間の質”を左右する重要な存在です。 だから私は、空気そのものを「設計の主役」として考えています。 空気の流れとは何か 家の中の空気は、常に「温度差」「気圧差」「風向き」によって動い...

「防音室をつくるなら、やっぱり地下がいいのかな?」 そう思う方は少なくありません。 一方で、子どもの部屋を2階にするから、練習室も同じフロアにしたいという声もよく聞きます。 実際のところ、防音室は地下と2階、どちらが正解なのでしょうか? 1. 地下室のメリットと注意点 地下は、周囲を土に囲まれているため、遮音性能が非常に高いというメリットがあります。 地上に比べて外への音漏れが少なく、住宅街でも安心して練習できるのが大き...

「バリアフリー住宅」と聞くと、多くの人が“機能的だけれど味気ない家”を思い浮かべます。 白い手すり、無機質な床材、病院のような空間――。 車椅子に対応する家は、美しさを犠牲にするものだと感じている方も少なくありません。 しかし、それは過去の常識です。 本来、車椅子対応の家と美しいデザインは両立できます。 むしろ、心地よく暮らすための機能を追求した結果として、美しい家が生まれることすらあります。 1. 「安全」と...

「サウナをどこに設置すればいいですか?」 自宅サウナを検討される方から、よくいただく質問です。 多くの人が「お風呂の隣」「庭」「ベランダ」など、スペースの有無から考え始めます。 けれども実は、サウナは“方角”と“環境”の相性がとても大切。 なかでも、少し意外に聞こえるかもしれませんが、 私はよく「北側の設置もおすすめです」とお伝えしています。 なぜサウナに北側が向いているのか。 その理由を、いくつかの視点からご紹介します。 ...

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