建築家との家作りにおける「インテリア選び」

せっかくいいデザインの家を建てても、インテリアがいまいちでは格好がつきません。ただ、内装とひとくちに言っても、壁紙や家具、照明など多岐にわたります。建て主はいったいどのようにインテリアを考えていけばいいのでしょうか?

マスコットキャラクターアフタ・ビフォ・ピラミドス

インテリアは誰が選ぶ?

大塚高史さんの作品事例「屋敷町の家リノベーション」

インテリアで家のイメージをワンランクアップ・大塚高史さんの作品事例屋敷町の家リノベーション

部屋に置くソファーやテーブルなどを選ぶのは新居を定めるときの楽しみでもあります。デザインや装飾などは、施主の好みで決めるのが一番いいと思いがちです。
しかし「好み」だけで選ぶのには、大きな落とし穴があるということも忘れてはなりません。
実はインテリアで最も重視しなければならいことは「寸法感」なのです。
私たちは普段の生活で、さほど寸法を意識していません。食卓ひとつにしても、壁から何センチくらい離れていたら、座っている人の後ろをスムーズに移動できるか、はっきりと答えられる人は少ないでしょう。ほかにも、ダイニングに置くテーブルや、リビングに置くソファはどれくらいの大きさがちょうどいいかなど、案外住み手はわかっていないものです。
そこで心強いのが建築家です。さまざまな家族の住環境を考えてきた経験から、最適な寸法をアドバイスしてくれます。
建築家は設計だけでなく住環境のアドバイザーにもなってくれるのです。

インテリア選びのポイント

ソファーを選ぶ場合でも、単に好みだけで選ぶと思わぬ問題が起きるかもしれません。
たとえば、よくあるトラブルに「搬入できない」というのがあります。最近は古いマンションのリノベーションが人気ですが、大きなソファーを階段から部屋に入れることができないといったケースがよくあります。いったんソファを分解して部屋の中で組み立ててくれる業者もありますが余計なコストがかかります。こういった事態を防ぐためにも、建築家の意見を聞くようにしましょう。
経験豊かな建築家はこれまで設計してきたさまざまな家族の住環境を知り尽くしています。依頼主の家族を見れば、ちょうどいい家具のサイズや棚の高さなどを教えてくれるでしょう。一度、家具屋に同行してもらい、どれくらいの大きさの家具がおすすめか、聞いてみるのもいいかもしれません。家と同じように、家具も「住み手によって異なるもの」というのが、きっとよくわかるはずです。

関連するコンテンツを探す

上記の記事は、2015年12月25日現在のものです。掲載情報の著作権は株式会社オウチーノ(以下:弊社)に帰属します。情報内容は保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。予めご了承ください。

注目の建築家

ISSUE

新着お役立ち記事

記事一覧へ

how to use

建築家オウチーノの使い方

FAQ -よくある質問と答え-

TRUSTe

このページの先頭へ