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こだわりポイント
ウナギの寝床型敷地、住宅密集地に建つ都市型OMソーラー。採光があまり期待できない一階部分も暖かく快適な温熱環境を確保。2階の大きなバルコニーをLDK、サニタリーがコートハウスのように囲む配置によって、プライバシーを確保しながらのゆったりした空間、外にも気兼ねなく洗濯物が干せるスペースを確保。街と良い関係で暮らしていく住宅のあり方を示した現代の新しい町屋、長屋です。
住み心地のよい住宅には収納の充実が大切ですが、収納にはさまざまな種類があるので、用途や目的によって賢く使い分けたいところ。そこで今回は、収納タイプ別のメリットや、効率的な収納計画についてご紹介します。
収納と言えば、押し入れ、シューズボックス、食器棚、床下収納などをイメージする方が多いでしょう。こうした収納はマンションなどでも見られるごく一般的なもので、ある程度古い建物でもたいてい一通りそろっています。
一方、空間を有効に活用するために、より工夫を凝らした収納もたくさんあります。例えば壁面収納もその1つ。壁の一部を収納として利用でき、小物などを飾って「見せる収納」としても活用できます。ほかにも、階段下のデッドスペースを利用した階段収納、スキップフロアの段差部分に引き出しを設けた収納、屋根裏に設けたロフトスペースなどがあります。
注文住宅の場合、さらに自由な収納計画を立てることができます。開閉可能なベンチの内部に収納をつくったり、リビングの一角に和室を設け、その段差に引き出しを仕込んだりと、応用パターンは無限大。デッドスペースを有効に使うのはもちろん、一見収納に見えないようなところに棚や引き出しを隠すなど、遊び心のある収納も実現できます。ライフスタイルや家族構成に合わせたオンリーワンの収納を求める人にはピッタリと言えそうです。
最近では「ミニマリスト」という言葉が流行するなど、ものを持たないライフスタイルが注目されていますが、将来の出産や子どもの成長などに備え、収納は多めに確保しておきたいという人も多いでしょう。
ただし、収納はただ大きければよいというわけではありません。例えば、奥行きのありすぎるクローゼットを作ってしまうと、奥にしまったものが取り出しにくくなり不便です。また、動線や家族の暮らし方を考慮した収納計画も大切です。家族の人数が多く、毎日靴をしまうのが大変だという場合は、玄関の脇に家族用の「プライベート玄関」をつくるのもおすすめ。来客時にはメインの玄関を入り口にすることで、いつでもすっきりきれいに保つことができます。また、週末にまとめて買い物をすることが多い人は、玄関からアクセスしやすい場所にパントリー(食品庫)をつくるとよいでしょう。
このように収納計画は、家族のライフスタイルや動線を十分に考慮することが大切です。「使ったらすぐに片付ける」ことを習慣づけるためにも、意識して収納計画を立てるようにしましょう。
建築家がさまざまな工夫を凝らしデザインをした、収納が充実している家の作品をラインナップしてお届けします。
ウナギの寝床型敷地、住宅密集地に建つ都市型OMソーラー。採光があまり期待できない一階部分も暖かく快適な温熱環境を確保。2階の大きなバルコニーをLDK、サニタリーがコートハウスのように囲む配置によって、プライバシーを確保しながらのゆったりした空間、外にも気兼ねなく洗濯物が干せるスペースを確保。街と良い関係で暮らしていく住宅のあり方を示した現代の新しい町屋、長屋です。
南北両面に大きな窓のある高層マンションのリノベーション。LDKと寝室、将来は子供部屋となる書斎・プレイルームを直列に並べ、南から北へと空気の通りみちを確保することで、窓を開ければ爽やかな風が家の中を通り抜けます。
1階賃貸は専用庭付き、オーナー住戸は、LDK全面にバルコニーを設け、これを道路からのバッファーとしています。オーナー住戸の玄関は、通り土間とし、趣味のサーフボードを磨いたり、日曜大工、雨の日には子供の遊び場となるような空間としました。 ブルーを差し色に、シャープでありながら、あたたかみのあるような木をとりまぜた外観としています。
南側既存住宅が隣地境界線に迫る状況であったため、採光計画が困難で、1階の西側には有効な採光が得られ難い状況でしたが、南側壁面を斜めにすることで隣地との間に空間を設け、建物内に十分な光と風を取り込めるようにしました。その結果、1階にも明るい居室を設けることを実現しています。また、敷地の南側に設けた空間は住宅過密の緩和、圧迫感の軽減にも効果を発揮し、開放的で暮らしやすい住宅を実現しました。
1階に親世帯、2階に子世帯が、それぞれ中央の坪庭を取り囲むように配置されています。1階の親世帯では、玄関に入ると、坪庭からの自然光に向かい入れられ、リビングダイニングに至ります。そこから南側に広いテラスを備え、十分な明るさや通風を確保するとともに実際の面積以上の広がりが感じられます。2階子世帯のリビングダイニングも、南側バルコニーと東側の坪庭に接し、住宅の中央部においても 十分な自然光を導き入れ、風が通り抜けます。
御夫婦とお子様2人のマイホームです。構造材は新月材を使用しています。屋根に平板の瓦を使い和風モダンの外観としました。 内観も開放感のある明るい家としました。
築15年の住処をもっと使いやすく、というのが全体テーマです。お手持ちの椅子・テーブルに合わせ、マツ無垢材を面材にしたキッチン。間仕切り変更して少し広めの洗面所はリラクゼーションルームとして。読書家のご家族に「積ん読(ツンドク)」置きも可能な本棚。設備配管などの更新。木目とアクセントカラーを所々に配置し、機能も空気感も更新し、末永く住む家になりました。
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