注文住宅の間取りの見方

「間取り図って難しい」という人は意外と多いものです。日常的に触れるものでもないので、当たり前かもしれません。しかし、コツさえ覚えれば間取り図を見るのは簡単なのです。今回は、間取り図を見る際に気をつけておきたいポイントから、間取りの決め方までをご紹介します。

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知っておくべきポイント

間取り図が苦手、という人は、いきなり図面を見ていないでしょうか?実はこれが間違いの元。「間取り図」を見る前に、その間取りがどんなパターンなのかを、まず見極めるようにしなくてはなりません。たとえば、いきなり間取り図だけを見せられても分からない人でも、「3LDKの家ですよ」と言われたら「なるほど、家族で暮らすのに向いているな」という具合に、間取り図が示していることをすぐに読み取ることができるはずです。図ではなく、まずはパターンからチェックしましょう。そのためには次のような用語を押さえておきましょう。
・L:リビング(家族が集まってくつろぐ場所)
・D:ダイニング(食事をする場所)
・K:キッチン
こういった記号の前に付く数字は部屋の数です。「2LDK」だと「リビング、ダイニング、キッチンに加えて2部屋ある」、「1K」は「キッチンのほかに1部屋ある」というわけですね。このように、まずは間取りが一般的にどのようなパターンで表記されるのかをつかんでおきましょう。

間取りをどう決めるか

注文住宅で間取りを決める際、いちばん大切なのが、家族のライフスタイルです。
それぞれが個別の部屋を持って、ひとりひとりが思い思いに過ごして、食事などがあるたびにダイニングやリビングに集まってくるようなスタイルもあれば、個室を作らず、その分リビングを広めにとって、みんなが集まって過ごせるようにするパターンもあります。家族がどんな暮らしをしたいのかを一家でしっかり話し合って決める必要があるでしょう。間取りを考えるとき、見落としがちなのが「子どもの成長」です。今は親にべったりな子どもも、そのうち個室でプライベートな空間を持ちたがるようになり、思春期になれば、親と距離を置きたいと思うシチュエーションもあるでしょう。さらに成長すれば、進学や就職、結婚で家を出て行きます。その際、子ども部屋が「物置」にならないよう、プランニングの時点から考慮しておかねばなりません。子育て経験のあるベテラン建築家なら、そのあたりを考えてくれるので安心です。

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上記の記事は、2015年11月27日現在のものです。掲載情報の著作権は株式会社オウチーノ(以下:弊社)に帰属します。情報内容は保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。予めご了承ください。

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