備えあれば憂いなし!住まいの防犯対策

住まいを考える上で決して無視できないのが「防犯対策」です。空き巣や窃盗などの犯罪はなくならず、住宅にもこれらへの対策が求められています。大切な住まいや財産を守るため、防犯対策について知っておきましょう。

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狙われる家には特徴がある!?

住宅を狙った犯罪で多いと言われているのが「空き巣」ですが、空き巣被害のターゲットとなりやすい家には特徴があると言われています。
まず、高い塀や植栽など、侵入者が身を潜めるスペースが多い家は危険であるとされています。外部からの視線を遮る意味では塀も植栽も必要な要素ですが、同時に空き巣のターゲットとなるリスクをはらんでいる点も覚えておき、性能とのバランスを考えて取り入れたいところです。また、玄関や窓などの出入り口が外部からの死角になっていたり、電柱や雨樋など、侵入の足場が多い家も狙われやすい傾向にありますので注意しましょう。建て売りの住宅を購入する場合は別ですが、建築家に依頼してこれから住宅を購入する場合、使い勝手やデザインと同時に、防犯性能も考慮した住まいが実現できるよう、事前に確認しておくと安心です。

防犯対策を検討する際の注意点

防犯には、「郵便受けに郵便物をためない」「施錠を忘れない」「近隣とのコミュニケーションを積極的に図る」といったソフト面での対策はもちろん必要ですが、その前提となるハード面での対策も重要になります。
例えば、ピッキングやサムターン回しなどの対象となりにくい複雑な錠を採用する、住宅の窓の外側に防犯などを目的として取り付ける金属製の面格子をサッシと一体型にする、複雑な形状にして外しにくいようにする、窓シャッターは電気式のものにするなどの対策が有効です。特にデザインに影響する面格子は、デザイン性と防犯性を両立させられるものが理想的。建築家などとじっくり相談して決めるとよいでしょう。
また、最近ではホームセキュリティーシステムも進化しています。ホームセキュリティーとは、住宅の各入り口などに取り付けたセンサーが人の出入りに反応し、警備員が駆けつけるというもの。導入を検討する際はセキュリティー会社によってサービスの内容や料金が異なりますので、事前に比較検討をしっかりしましょう。

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上記の記事は、2011年9月16日現在のものです。掲載情報の著作権は株式会社オウチーノ(以下:弊社)に帰属します。情報内容は保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。予めご了承ください。

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