「理想の間取り」を手に入れる方法

家族構成やライフスタイルに合わせて理想の間取りをつくるのは大変なことです。しかし同時に、家づくりの過程の中でも最も夢が膨らむ作業の1つと言えるのではないでしょうか。この楽しい作業がさらに楽しくなるよう、間取りを考える際の基礎知識をここで身につけておきましょう。

マスコットキャラクターアフタ・ビフォ・ピラミドス

ライフスタイルに合わせた動線計画を!

間取りを考える上で最も重要なのが「動線計画」です。動線とは、人や物が移動する際の経路を線で表したもの。家族構成やライフスタイル、家族の趣味や住まい方などを十分に考慮した動線計画を心がけたいものです。中でも特に重視したいのが、家に居る時間の長い主婦のための「家事動線」。家事動線のポイントは、動線をとにかく短くした「直線動線」とすることです。水廻りを一個所に集め、ユーティリティとキッチン、浴室を直線上に配置すれば、効率よく家事をこなせます。また、小さな子どものいる家庭では、子どもに目が届くような動線とすることも必要になります。
その他、「収納」も間取り計画に重要な要素です。収納計画がしっかりと立てられていなければ、せっかく効率的な動線を計画しても、収納ケースなどを床に置かなければならなくなり、移動の妨げとなります。収納を作る際は、通行の邪魔になる開き戸ではなく引き戸を採用するといった工夫も忘れずに。動線計画を生かすためにも、ゆとりのある収納を計画しましょう。

上下階をつなぐ「階段」も間取りの一部

2階建て以上の住宅では、「階段」の設置位置も重要なポイントです。1階と2階の間取りにそれぞれ工夫を凝らしても、それらをつなぐ階段の位置が不適切では使い勝手の悪い間取りとなってしまいますので注意が必要です。
また、各部屋への出入り口も使い勝手に大きく影響します。出入り口は動線を考慮して配置し、大型の家具やピアノなどを搬入する場合は、その間口の大きさにも要注意です。
このように、間取りの計画にはさまざまな要素が絡み合っています。使い勝手や機能だけでなく、空間の演出も考慮したいものです。間取りの計画に悩んだら、その道のプロである建築家に相談するのが一番の近道でしょう。新築の戸建て住宅であれば、限られた敷地や条件の中で、またマンションのリノベーションなどであれば、中古物件の構造や既存の間取りを考慮したプランを提案してくれます。
とはいえ、空間や間取りの考え方は建築家によってさまざま。「建築家に相談したいけど、どんな人に頼めばいいのか…」と感じたら、無料で利用できるWebサービス「建築家オウチーノ」がおすすめです。全国の建築家をすぐに検索でき、過去の事例も写真でチェックできます。こうしたサービスも合わせて活用し、理想の間取りを手に入れましょう。

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上記の記事は、2011年9月16日現在のものです。掲載情報の著作権は株式会社オウチーノ(以下:弊社)に帰属します。情報内容は保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。予めご了承ください。

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