「外壁・外装」選びが住まいの顔を決める!

周囲に注意しながら街を歩くと、そこには実にさまざまな建物が存在していることに気がつきます。外観を左右する大きさや形状はもちろんですが、その色彩も建物の印象に大きく関係します。ここでは建物の色彩について、基本的な考え方を解説しましょう。

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外壁の仕上げ材が第一印象を決める!

住宅の外壁には、金属やサイディング、タイル、パネル、塗装、左官などさまざまな仕上げがあります。どの仕上げ材を選ぶ場合でも、建物が完成したときの姿がイメージできるよう、素材の写真だけでなく実物(小さめに作られたサンプル)を取り寄せてチェックしておくことをオススメします。現場で塗装や左官工事を行う場合は通常、サンプルがありませんが、ベニヤ板などにそれらを塗ったものを作ってもらい確認するようにしましょう。
こうしたサンプルは必ず屋外で見るようにします。室内の照明で見る場合と太陽光で見る場合では、その色彩は微妙に異なるためです。さらに細かくチェックしたいなら、建物正面がどの方向を向いているかも考慮しましょう。南向きの家であれば日中、陽の当たりにくい北向きの家であれば夕方にチェックするのもよいかもしれません。

最後は「好み」と「バランス」で

ここまで色選びの注意点を紹介してきましたが、最後はやはり、自分の好みと全体のバランスを考慮して決定することになります。白を基調にして明るい雰囲気の住まいにしたいという人もいれば、黒系でまとめて高級感を演出したいという人もいるでしょう。こうした好みを事前に整理したうえで、最終的には建築家と相談することをおすすめします。好みだけを優先して周辺環境や住宅内部とのバランスを無視してしまえば、ちぐはぐな住まいとなってしまいます。内部と外部の関係性を意識した設計を得意とする建築家は多いので、安心して相談できるはずです。
また、外壁の仕上げ材や施工方法によってコストも大きく異なります。例えばサイディングは一般的に安価な材料である一方、左官仕上げではよりコストが高くなります。「白くてスッキリした塗り壁の家にしたい!」と考えるなら、予算とのバランスも考慮したいところです。
なお、建築家によって得意とする色調や仕上げも異なってきます。まずは「建築家オウチーノ」などのWebサイトを利用して、さまざまな物件の写真をチェックしてイメージをつかみましょう。気に入った物件をみつけたら、その家を設計した建築家にプランの相談をしてみるのもよいでしょう。

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上記の記事は、2011年9月22日現在のものです。掲載情報の著作権は株式会社オウチーノ(以下:弊社)に帰属します。情報内容は保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。予めご了承ください。

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