触ってよし!歩いてよし!無垢フローリングの魅力

リビングなど居室の床材としてよく使われるフローリング。フローリングは、無垢材などの「単層フローリング」と、集成材を使った「複合フローリング」に大きく分けられます。ここでは両者の違いについての説明を踏まえつつ、主に無垢フローリングの魅力について紹介します。

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安心・快適な暮らしは「無垢フローリング」から!

無垢フローリングの最大の魅力は、何といってもその質感です。木材本来の柔らかな感触は、住まい手に安心感や温もりを与えてくれます。年月が経つにつれ風合いが変化していく様子を楽しめるのも無垢材ならではの魅力。ほどよく柔らかい無垢フローリングは歩行感に優れ、足腰への負担を和らげる効果もあると言われています。
一方、複数の木材を重ね合わせた集成材で構成される複合フローリングは、安価でメンテナンスが容易というメリットはあるものの、一般的には上記のような質感や歩行感は得にくくなります。そのほか、複合フローリングでは集成材を形成するために接着剤などが使用されていますが、単層の無垢フローリングにはこうした化学物質は使用されておらず、地球環境やシックハウスの観点からも安心な材料と言われています。

「手入れが大変」は誤解!? 無垢フローリングメンテナンスのコツ

無垢のフローリングには、ワックスや塗装が施されているタイプと無塗装のタイプがあります。塗装されているタイプのフローリングは、基本的にはメーカーが推奨する方法で手入れをすれば問題はありません。
無塗装のフローリングについては、日常的な手入れとしては雑巾などで乾拭きしたり、掃除機でゴミを吸い取ればOKです。シミなどのガンコな汚れを落としたい場合は、固く絞った雑巾で床全体を水拭きします。キズが付いてしまった場合はサンドペーパー(紙やすり)でこする方法が一般的ですが、濡れた布などの上からアイロンを当てることで、凹んでしまった部分が膨らんでキズが目立たなくなるので試してみるとよいでしょう。ワックスをかける場合は、せっかくの無垢フローリングですので、できれば植物性油脂や、蜜蝋ワックスなど自然素材のものを選ぶようにしましょう。
「無垢のフローリングは魅力的だけどお手入れが大変そう…」と躊躇する人もいますが、上記のコツさえつかめば誰でもキレイなフローリングを維持できます。
ちなみに、無垢のフローリングと一口にいっても、使用する木の種類(樹種)によって、色味や風合い、感触が異なります。明るさを強調したい、シックな雰囲気にしたいといった希望があるなら、事前に建築家などの専門家に相談してみるとよいでしょう。木に詳しい専門家であれば、適材適所の樹種を選択してくれます。

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上記の記事は、2011年9月22日現在のものです。掲載情報の著作権は株式会社オウチーノ(以下:弊社)に帰属します。情報内容は保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。予めご了承ください。

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