気をつけよう!インフラ整備で予算オーバー!?

せっかく予算内で理想の土地を手に入れたと思っても、思わぬ追加工事が発生して予算をオーバーしてしまうことがあります。なかでも多いのが、上下水道やガスなどのインフラ整備費用です。どのような場合にどのくらいの追加費用が発生するのか、事前に知っておくと安心です。

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上下水道の整備費は高額!

まず最初にチェックしておきたいのが、「上水道」の引き込みの有無です。上水道が敷地に引き込み済みかどうかは、水道局で確認できます。引き込みが済んでいない場合、数十万円程度の費用がかかるケースもありますので注意が必要です。引き込み距離や道路の交通量が多い場合、受水槽の設置が必要になった場合などは、総額100万円を超えることもあります。
下水道については、下水道本管が敷設されているかどうか確認します。下水道の敷設状況は、「公共下水道台帳図」で確認できます。また、雨水や汚水などの処理が合流か分流かなど、自治体のルールもあわせて確認しておきたいところです。引き込みや浄化槽の設置が必要な場合、数十万円程度の費用がかかることがありますが、下水道の整備には補助金が支給されるケースもありますので、自治体に問い合わせてみるとよいでしょう。

敷地の形状によっては負担増大!?

都市ガスについては、道路内に本管が埋設されていれば、敷地への引き込み費用はガス会社が負担するケースが多くなっていますのであまり心配はありません。プロパンガスの地域では、引き込み費用だけでなく、危機の費用までガス会社が負担してくれるケースもあります。電気の引き込みは、架空配線(電柱上部からケーブルを延ばして引き込む)が一般的です。敷地に面する道路に電柱・電線があるなら、引き込みが問題となるケースはほぼないと考えてよいでしょう。ただし、敷地が極端に小さい場合や、路地状など変形した敷地の場合、引き込み柱の設置が必要となるケースも考えられます。
こうしたインフラの整備は、過去に建物が建てられたことのない更地で必要になることが多くなっています。
逆にいえば、敷地内に水道メーターや排水枡、ガス栓などがあれば、大きな工事が必要となる可能性は低いと考えてよいでしょう。いずれにせよ、事前に自治体や不動産業者、建築家などに相談しておけば安心です。

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上記の記事は、2011年10月5日現在のものです。掲載情報の著作権は株式会社オウチーノ(以下:弊社)に帰属します。情報内容は保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。予めご了承ください。

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