1階vs2階!?あなたはどちらの浴室派?
注文住宅の間取りを考える際、以前は浴室など水周りは1階に設置することがほとんどでした。しかし最近では2階に浴室を配置するケースも増えています。浴室を1階に設ける場合と2階に設ける場合とでは、どのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。
2階浴室は景色がポイント!
2階に浴室を配置すると1階の居室スペースが広がり、より自由で使い勝手のよい間取りが実現できるというメリットがあります。さらに、2階ならではの眺望の良さを浴室に取り入れたり、外部の光を取り入れたりすることも可能です。
ただし2階に浴室を設ける場合、いくつか注意点があります。まず1つ目が音の問題です。階下の居室に音が伝わらないよう、騒音対策を練っておく必要があるでしょう。2点目は、防水の問題。階下に居室がある場合は、水漏れは大問題となります。防水対策を十分に行うことはもちろんですが、2階の浴室では、防水性能の高いユニットバスなどの採用を検討するとよいでしょう。
2階にユニットバスではない浴室(在来工法の浴室)を設ける場合は、建築家などの専門家に事前に相談することがオススメです。過去に同様の浴室を手がけたことがある建築家ならば、安心して設計を任せることができるでしょう。
1階浴室の魅力的な演出方法とは?
1階に浴室を設ける場合は、騒音や防水についてそこまで神経質になる必要はありません。ただし、外部からの視線などの問題もあり、2階に比べるとどうしても光を取り入れたり窓をつくったりすることが難しくなります。
このような場合は、家の中心に中庭や坪庭を配置して、浴室とひとつながりの空間をつくるという方法が効果的。ただし、中庭や坪庭のプランニングは、敷地の形状や広さ、他の居室の間取りと密接に関わってきますので、建築家などの専門家と十分に相談のうえ、検討するようにしましょう。
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上記の記事は、2011年11月4日現在のものです。掲載情報の著作権は株式会社オウチーノ(以下:弊社)に帰属します。情報内容は保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。予めご了承ください。